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オリジナル・パンケーキ・ハウス

2006年09月27日

 オリジナル・パンケーキ・ハウス
(OriginalPancakeHouse)

1221KapiolaniBlvd.#103
(808)596-8213
毎日6:00a.m.〜2:00p.m.営業
建物の裏(海)側から入る駐車場有

たまーに訊かれることがあります。”ハワイはアメリカだよね。いわゆる一般的なアメリカンフードで美味しいものはなぁに?”これって結構深い質問だ と思うのですが、皆様はどう答えますか?もちろん分厚いお肉のステーキやハンバーガー、七面鳥の丸焼きなんかはいかにもアメリカって感じですけれど、当た り前すぎてつまらない気もします。こんな時私は、”それは朝ご飯でしょ!”と答えることにしています。

以前ブランチのおすすめをいくつかご紹介しましたが、もうちょっと庶民的なところを覗いてみたい方もいらっしゃるでしょう。今回はローカルには超有名、で も「エッグス・アンド・シングス」などに比べると日本の方には知名度がイマイチの「オリジナル・パンケーキ・ハウス」をご紹介したいと思います。

このお店は1953年、オレゴン州ポートランドの第1号店開店を皮切りに、全米各地に90店舗を展開する老舗の朝ごはん屋さんなのです。アーリーアメリカ ンな内装はいかにもって感じですし、オムレツからシリアル、ワッフルやクレープと朝ごはんの定番が何でも揃い、”今日も1日頑張るぞ”とエネルギーをたっ ぷり吸収できそうなメニューに顔もほころびます。

本店はちょっと怖いカリヒ地区にあるので、ワイキキからも行き易いカピオラニ店がおすすめです。アラモアナ・センターの西端からさらにもう1ブロック行っ た茶色いビル(”牛角”の入っている建物)の1階にあり、カピオラニ大通りには面していないため分かりづらいかもしれませんが、ビルの中に入ると入り口に はたいてい何人かの人が並んでいて、人気店であることがわかります。週末ともなると家族連れなどで一杯になりますから、待ち時間も考慮に入れて行きましょ う。

席に着いてメニューを眺め悩むこと暫し。やはり店名にも謳われているパンケーキは外せないということで、今回はパイナップルが入ってココナッツシロップの かかったハワイアンを注文してみました。ここのパンケーキは粉に無漂白の硬質小麦を使っていてちょっと他では見られないこだわりがあったり、サワードウの ものも含めて種類がかなり豊富なのが特徴です。すべてのメニューは注文を受けてから調理されるのでベーコンや卵も熱々が出てきますし、コナブレンドのコー ヒーも目の覚める美味しさです。

さて、こんなチェーン店にも実は知る人ぞ知るスーパーメニューがあって、物によってはオーダーしてから45分もかかるという、まるで老舗の鰻屋で焼けるの を待ちながら一杯やりたくなってしまうような悠長なアイテムがあるのです。今回は待てる範囲ということで人気メニューの1つ、”ダッチ・ベイビー”を注文 し、25分の待ち時間を楽しみました。一口で表現すると’分厚いシュークリームの皮’みたいなこの1品、いわゆるポップオーバーの親戚なのですが、オーブ ンで最大限に膨らんだところに粉砂糖をかけ、テーブルに届く頃にはシュンとへこんでいるのでそこにバターをぬって、レモンをたっぷりと絞っていただくとい うシンプルなのに意外な美味しさです。是非お試しいただきたいメニューです。

それから今回は時間の都合上注文できず、写真も無くて申し訳ないのですが、”夢のように美味しい”と言ってしまいたいほどのアップルパンケーキは、酸味の あるグラニースミス種のリンゴに絡んだシナモンシュガーが、えも言われぬ香りととろけるような程よい甘さを引き立てた絶品です。ここで使われているシナモ ンも実はタダモノではなくて、インドネシア産のコリンジシナモンという最高級の品で、世界的に見ても最高レベルの3%ものオイル分が含まれているという代 物です。これは45分待っても味わう価値のある最高の朝ごはんと言えるでしょう。(事前に電話で注文可)

11時からはサンドイッチやスープなどの昼食メニューもあります。

by Sylvie