

「サウスポイント」 よしもとばなな 著中央公論社248ページ 定価1575円(本体1500円)
(ISBN978-4-12-003924-9 C0093)
『かつて初恋の少年に送った手紙の一節が、ハワイアンの調べに乗って耳に届いた。
「ひとの人生を縫い上げる」キルト作家となった私は、その歌い手とともに、
空と海と大地が接するハワイ島最南端の地〈サウスポイント〉を訪ねるが……。
生命の輝きにみちたハワイ島を舞台に描く、世界の果ての、奇跡の恋——。
待望
の書き下ろし長篇!』
( 中央公論社HPより)
”あとがき"によると「ハチ公の最後の恋人」の後日談でもあり、ハワイを描いた
「まぼろしハワイ 」と対になっている物語だそう、ビッグアイランドが舞台です。
Kaimanahila の感想
前作、「まぼろしハワイ」には、乗り切れなかった私ですが、今回の「サウスポイント」は
すっきりと入り込めました。ハワイ、ビッグアイランドの良さが、さりげなく語られていて、
前作はハワイの素晴らしさをどうしても伝えたいと力んだ感がありましたが、今作は肩の力が
抜けていて共感できました。
人にとっての時間と場所というテーマをさらりと描ききっています。
しかし、文章の裏側をのぞいてみなければこの本は理解できないとは思います。
私たちが関わる様々な人間関係は時間や場所(物理的&精神的)に翻弄されます。
この二人は、このようになりましたが・・・・・あなただったらどうですか?
しかし、「よしもとばなな」さんはハワイとフラにはまっているようですね。