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肥料過多について

2007年06月08日

花を咲かせるために「待ってました!」とばかりに、肥料を与え始める頃ですが、
あまり焦っちゃいけません。プルメリアや鉢の状態を良く見てからでも遅くはありません。

確かに、プルメリアは肥料が大好きですが、多くあげればいいという訳でもありません。「プルメリアの肥料はいつあげ始めれば良いですか?」 という質問を良く受けますが、なるべく分かりやすくと思い、「葉が5枚以上開いたら」という説明を良くします。

冬にプルメリアは一度休眠するので、その間に細い根はほとんど枯死してしまっています。 春になって少しずつ新しい根を出して復活してくるのですが、プルメリアの枝は水分を沢山含んでいるので(切ると白い液が出てくるので分かると思いますが)その養分だけでも、葉をある程度出す事ができてしまうのです。だから、その辺に苗木だけ放っておいても気温があると葉が出て来てしまいます。

これに惑わされて、根が出ていると思ってしまいがちですが、 これに対抗する目安が「大きな葉5枚以上」です。ちゃんと「根」が出て、生長が安定してから肥料はスタートしましょう。

ちなみにプルメリア・ユニバーシティでは今年はまだ肥料はあげていません。葉は4〜5枚出て来ていますが、まだ3枚程しか出ていないものもあります。(今年は春先が寒くて動きだしが遅かった)すでに花芽も順調に付けているので、もうちょっと全体的に安定してからでも良いかな、と思っています。

さて、ここで、肥料を与えすぎるとどうなるか?  

どんな肥料でも与えすぎは逆効果。肥料過多は植物を枯らす原因にもなりうるのです。根が焼けて、根腐れを起こしてしまいます。肥料に弱い植物なんかは一発で枯れてしまう場合もあります。幸いプルメリアは比較的肥料に強い方だと思われますが、花の色が実際の色と異なったり、根がちゃんと発達せず、いろいろな障害が出てきます。

たとえば、この写真。

IMG_3995.JPG
 緑色のコケみたいになっている部分が見えますでしょうか?これは目で見て分かる「肥料過多」の例です。根が養分を吸収出来ていなくて、養分が浮き出てしまっているのです。土の中に肥料が残っている、という事です。こんな時はもちろんいくら「葉が5枚以上」出ていても肥料は入りません。しばらく水だけで管理してみましょう。

 ただ、「鉢」 という狭いスペースの中では人工的に追肥をしないと栄養分が足りなくなってしまうのも事実です。必ずパッケージに記載されている使用量を守って使用しましょう。

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