−アロハ・アイナ・エコ・ツアーズ主催カイル・小野さん
様々な目的を持ってハワイイに行く人が増えている。
フラやウクレレなどを学びに行く人も多いが、最近注目を集めているのが、ハワイイの自然を観察し学ぼうというエコツアーだと言われている。
今回登場していただく「カイル・小野」さんは、日本人を対象にしたエコツアー、「 アロハ・アイナ・エコ・ツアーズ」を主催している。
自然についての豊富な知識、地元の環境保護団体や国立公園でのボランティア経験などを生かしたユニークなツアーを数多く行っている。新たなハワイイの一面 を発見するために貴重な経験を与えてくれるツアーである。何回めかのハワイイという人には是非お奨めしたい。
さらに、ハワイイの自然の現状、環境保護などに付いても語っていただいた。
「山歩きをしながらその土地の自然、文化、歴史を学び体験する」
─カイルさんの活動内容について教えて下さい。
カイル小野:2000 年3月に設立された、ハワイイ発の日本人対応のエコ・ツアー会社です。アロハ・アイナ・エコ・ツアーズが設立される前では、オアフ島以外の隣島で星空体験 ツアーなどがありましたが、山歩きをしながらその土地の自然、文化、歴史を学び体験するツアーはアロハ・アイナ・エコ・ツアーズが初めてのものです。エ コ・ツアーといっても様々なものがありますが、アロハ・アイナ・エコ・ツアーズは、ハイキングやトレッキングツアーが主です。しかし、ただのハイキングツ アーではなく、山歩きをしながら植物や野鳥を観察します。ゆっくり時間をかけて、「ネイチャーリング」をするツアーです。ベースを置いているオアフ島では 日帰りツアー、オアフ島以外はグループやチャーターツアーを行っています。ビック・アイランド(ハワイ島)、マウイ島、カウアイ島ではハイキング、トレッ キング、カヤックというさまざまな内容のツアーを行っています。
日帰りネイチャー・ツアーは毎日行っていますが、森林局の規制により平日月曜日から金曜日までだけ行われるハイキングツアーもあります。エコ・ツアーを行 うにはいろいろな資格が必要です。例えば、山道を利用するためにはハワイ州森林局山道使用許可証が必要です。ハワイ州森林局が発行する許可証を持っていな ければツアーを行ってはいけないという決まりがあります。それから、ツアーに参加されるお客様を乗せる車両に関しても、ハワイ州交通局が発行する許可証を 取得しています。また、アロハ・アイナ・エコ・ツアーズでは、収益の一部をOHA(Office of Hawaiian Affairs)や、ハワイ州森林局に還元しています。これらは、ハワイアンのためにもなりますし、また、ハワイ州森林局はこのお金(山道の利用料または 入山料)を使って山道の整備を行います。また植物などの外来種を取り除くプロジェクトの資金にもなり、ハワイの自然保護に貢献できると思います。
しかし、最近、このような政府機関が発行する許可証を取得していない違法ツアー会社が横行しています。こうした違法ツアーはハワイ州森林局に山道の利用料 払っていないのでツアー料金を安く設定してツアーを売っていますが、万が一事故が起こった場合には保険が支払われません。ツアーに参加される場合は、ご自 身の安全の為にも必要な資格を取得している会社を選ぶことをお奨めしています。
「全て日本語によるツアーです!」
─ツアーに参加したい、予約をしたいと思ったらどうすればよいですか?
カイル:イ ンターネット上の予約、ハワイについてからも電話にて予約の受け付けを行っています。電話によるツアー予約受け付け時間は午前8時から午後8時までです。 営業時間は年中無休です。インターネット上の予約フォームも日本語ですし、また電話でのお問合わせにも日本語で対応していますのでお気軽にお問い合わせく ださい。アロハ・アイナ・エコ・ツアーズは、英語によるツアーは展開していません。すべて日本語によるツアーを行っています。
─お奨めのツアーを教えてください。
カイル:様々なツアーをご紹介していますが、オアフ島の豊かな自然にご案内する日帰りネイチャー・ツアーから一番人気が高いツアーは、「ジャングルハイキングツアー」です。このツアーは目玉商品になっています。詳しくはウエブサイトを見ていただきたいと思います。
http://www.alohaainaecotours.com(画面左側の「日帰りネイチャー・ツアー」をクリック)
─人気の高いツアーは?
日帰りネイチャー・ツアーの中で、人気の高いツアーは、「マノア滝ハイキングツアー」です。マノア滝へのハイキング・トレイル(登山道)は、違法ツアー会 社が横行し、あまりにも多くのツアー客を参加させたために山道が荒れてしまったことから、一時的にハイキング・トレイル(登山道)が閉鎖されてしまいまし た。このことによって、合法的にハワイ州森林局から認可を受けているツアー会社も一切のツアーが出来なくなってしまったのです。そんなことがありました が、山道が整備されて今年、2004年6月からハイキング・トレイルがツアーに開放されて利用できるようになりました。マノア滝は、綺麗な小さな滝です。 一番気軽に見に行ける滝のひとつです。ジャングル・ハイキングツアーは、山奥まで歩いていくツアーなので、山奥に行けば行くほどハワイ固有種の植物、例え ばオヒアやコアの木などといった植物をみることができます。一方、マノア滝ツアーで見ることが出来るのは、外来種(別の土地からもたらされた植物)がほと んどです。
また、通年行われていますが、特に冬の間にお奨めしているツアーは、「マカプウ岬ネイチャーウオークツアー」です。毎年11月くらいからザトウ鯨が交尾と 子育てを目的として北極圏のアラスカ方面から南下してきます。マカプウ岬からは海を横目に歩きながら、鯨ウオッチングができます。11月から3月くらいま でお奨めしているツアーです。
その他にお奨めしているツアーがあります。ハイキングツアーではないのですが、ハワイらしいユニークなツアー、「考古学&ネイチャーサイトツアー」もご用 意しています。南オアフの美しい海岸線をたどりながら、今なお残る古代ハワイ原住民の岩印刻(ペトログリフ)やヘイアウ(神殿)の跡などを見て回ります。 ユニークなハワイの歴史に触れるツアーです。
「趣味の山歩きと日本語を生かせる事を考えた」
─エコツアーに携わるきっかけになったことを聞かせてください。
カイル:子 供のころから山歩きが好きでした。山歩きをたくさんして、高校生の時には環境保護団体のメンバーになりました。その際、地元のハイキング会に入会して諸先 輩方からハワイの植物について学び、ハワイの山々をたくさん歩きました。米海兵隊にも7年間所属していました。斥候部隊の予備役兵でした。配属先の特殊部 隊にいた時も仕事は山歩きでした。そこでは、様々なサバイバル訓練を受けました。日本にも8年間住んでいたことがあります。その時は、週末は山に行ってい ました。北アルプス、南アルプス、丹沢、奥多摩などにも登りましたし、富士山には2度ほど登頂しました。その後ハワイに戻り、ハワイ大学マノア校アジア研 究学部で日本研究の修士号を取得しました。アジア地域研究(ひとつの国を選んで2つの分野で研究する)では日本の歴史と政治学について研究しました。大学 では自然について少し学びましたが、専攻ではなかったのです。従ってハワイの自然についての知識は独学と山の先輩に教わったものです。学位取得後、自分の 趣味である山歩きと自分が持っている日本語や日本についての知識をどのように生かせるかと考えた時に、エコツアーをやろうと思ったのです。実は日本に住ん でいた時コンピューターの画面と睨めっこすることが多かったのでその時に、ネイチャーツアー会社のアイディアが沸いてきました。その時は単なる現実逃避で したが。(笑)
そして、エコツアーをやりたいと大手ツアー会社に持ちかけた時、話を聞いた人は、「エコ・ツアー」には乗り気ではありませんでした。しかし日本にいる間、 実際に自分で山歩きをして日本の登山者人口が多いこと、特に日本人の中高年の方で山歩きが好きだという方々が多いことを自分の目で見てきました。それ以外 には特別にマーケティングなどはしませんでした。とにかく自分で何とかやってみれば出来るだろうと思ったのです。エコツアーをはじめる時に、妻に相談した 時もかなり心配だったようです。(笑)今はウェッブマスターとしてアロハアイナエコツアーズのサイトを担当してくれています。今はまだ小さい会社ですが、 ハワイでの日本人専門のエコツアー業界の中では老舗の会社になりました。そして、なんとかこれで食べていけるようになりました。おかげさまで(笑)。
「外来種の進入は防げない、スピードを緩める努力をするだけ」
─最近のハワイの自然環境やその変化について聞かせてください。
カイル:ア メリカ連邦政府、ハワイ州政府、ホノルル市のレベルでもボランティア団体、NGO団体、ハワイの多くの人たちが環境を守ろうとしています。ハワイの自然に とって一番の脅威は外来種です。外来種の進入を防ぐのが第一の仕事です。昆虫、野鳥、植物など、どんな外来種についても同じです。難しいことですね。それ は、多くの貨物船やジェット機が毎日この島に出入りしていますから。外来種を完全に防ぐというより、進入するスピードを緩めることしか出来ていないのが現 状です。ある意味では負けている感じです。日本も島国ですから似たようなことが起こっているかも知れないですね。しかし、ハワイの島々は、日本よりももっ と孤立された状態だったので、よそ者(外来種)に弱かったのです。例えば、ツアー中でもお話していることなのですが、ハワイ固有種の植物でもともと、トゲ を持つものがありました。しかしそのトゲが退化してなくなってしまいました。なぜかというと本来この島には蝙蝠以外哺乳類が存在しなかった為に、自らを守 る必要が無かったからです。その後ポリネシア人たちが海を渡ってこの島々にやってきた際、イノシシとねずみの哺乳類を持ち込みました。その後に西洋人がハ ワイに入り、ヤギ、羊、牛などの四本の足の哺乳類を連れてきました。それらの哺乳類は、トゲをもった外来種を食べずに、のんきになってトゲを退化させてし まったハワイ固有の植物ばかりを食べてしまった結果、固有種の数が減り、外来種が生き残るという悪循環を生んでしまったのです。そのため、だんだん外来種 が増えて固有種が少なくなるという結果になってしまいました。この悪循環のスピードを緩めることが大変な仕事なのです。人間がハワイに渡ってくるまでは、 だいたい8万年の間に野鳥や昆虫植物それぞれ一種しか自然にハワイに渡ってくることが出来なかったといわれています。このペースの緩やかさは、ハワイの植 物にとっては大きなショックでもないし、動植物が進化する時間もたくさんありました。しかし、今では年間に約20種の外来種がハワイに導入されてしまって いるのが現状です。昔に比べて、外来種の進入ペースが何十倍も何千倍も速くなってきているのです。ハワイの環境はこのような変化に圧倒されてばかりで対応 できていません。日本でも同じような状況が起こっていますね。例えば、外来種のタンポポや、魚の世界では、外来種のブラックバスなどの繁殖が見られます ね。日本本土や小笠原諸島などでこのような問題が見られます。
「色鮮やかな花はほとんど外来種」
─ツアーに参加される方にアドバイスはありますか?
カイル:幸 いにも日本の方は皆さん綺麗好きですから、泥や種のついたシューズをはいてこないので注意する必要はありません。ただ、一番気をつけないといけないのは山 歩きをたくさんする人たちですね。彼らは外来種を広げる役をしていますから。山道は外来種を広げる進入経路(突破口)です。そのお話はツアーの際にしてい ます。
綺 麗なお花を見つけて、美味しいグアバが食べられるだけでなく、その背景までお教えする努力をしています。そのことで皆さんが持つハワイのイメージが変わっ てしまうとしても、固有種で綺麗な鮮やかな花もありますが、色鮮やかな花のほとんどは外来種です。「これ(外来種)は元々ハワイにはいないものなんです よ。」と説明すると、皆さんはちょっとガッカリされるので、あえてそこまで言わないほうがいいのかもしれませんが、それでは勉強にならないので、しっかり と何が外来種なのか、そうでないのかを教えていかなといけないと思っています。ツアーに参加された方々が、日本に帰った後で自らが外来種を日本に持ち込ん でしまうことを避けるためにも、ハイキングの後で、シューズの掃除をしっかりしてもらうようにアドバイスしています。靴の掃除はつまらないものかもしれま せんが、なぜしないといけないのかという説明をすることによってツアーの参加者の環境に対しての意識が少しでも高くなると確信しています。日本の環境に対 しても考えるようきっかけになり、これ以上よい「お土産」はありませんね。
─ツアーではどの様なことをテーマにお話されていますか?
ツアーではハワイ先住民が限られた島の資源である動植物をどのように使って生活をしていたかをテーマに説明しています。例えば、ハワイ先住民たちはリサイ クルをよくしていた為に今のようなごみ問題が無かったのです。日本人にとってハワイはリゾートでビーチというイメージが強いですね。ハワイの魅力はそれだ けではなく、山もたくさんあります。ハワイの土地は平地よりも山のほうが多いのです。ハワイの自然がわからなければ、ハワイ全体のこともわからない。自然 は鳥や花だけでなく、ハワイの文化的な背景も含めてご説明していきたいと思っています。
「ハワイで初日の出」
─今から年末年始にかけてのお奨めのスペシャルツアーはありますか?
カイル:10 月から「お月見ハイキングツアー」を始めました。9月、10月が一番条件のいい時期です。月に3回の限定ツアーです。毎月満月の日とその前後の日に行われ ます。これからは自然のサイクルに合わせて、毎日誰でも、お一人でも気軽に参加できるツアーや、マカプウ岬ネイチャーオークなど季節的なイベントに対応し たツアーなどご紹介していきたいと思っています。「お月見ハイキングツアー」は夜のツアーですが、一方、月がない夜にしか行わないツアー、「夜の潮溜まり 探検ツアー」もあります。真っ暗でないと出てこない海の生き物、イカ、タコや魚など夜光動物を観察します。低い干潮時に行うツアーです。
「お月見ハイキングツアー」の2週間後には「夜の潮溜まり探検ツアー」と、夜のツアー2本をご紹介しています。
それから、「2005年初日の出ハイキングツアー」です。
ウ エブサイトに詳しく載っていますのでご覧ください。来年で3回目になります。新しい年の始まりに、星をみて、ご来光を拝んで、神社で新年の祈願をします。 お参りする神社はハワイイ出雲大社です。何よりもツアーに参加してくださった皆さんの山の安全をお祈りします。元日に、日本人対応のツアーを行っている会 社はほとんどありませんが、アロハ・アイナ・エコ・ツアーズはやっています。(笑)どちらかというと(元日のツアーは)好きでやっているんですよ。私の妻 は元日ぐらいはお正月らしく家でゆっくりしたいみたいですけれども(笑)。ツアーを始める前でも、昔からよく行っていましたし、とても良かったので皆さん に紹介したいと思ったのでツアーにしました。大学時代から初日の出を拝みにマカプウ岬に行っていましたが、そのころは私の仲間しかいなかったんです。今で は毎年百数十名ほど訪れるようになったようです。年々人気が高くなっているようですね。マカプウ岬はオアフ島の最東方に位置していますから、太陽が海から 出てくるように見えます。
新しい年に新鮮な気持ちで朝日を拝んで。暗いうちに登るので星も綺麗ですよ。大気も安定していますし、星を観察するには一番いい時間帯です。それから、今 年はイルカの群れと鯨も見ましたよ。
「固有種は人の手が入らなければ絶滅してしまう」
自然保護活動について
今年8月にハワイイの有名な高山植物、銀剣草—シルバー・スウォード(Silversword)の花が最も咲く次期を狙って、マウイ島のツアーを行いまし た。このツアーは大成功でした。今年は雨が多かったこともありますが、数百本の銀剣草の花を見ることができました。場所はハレアカラ国立公園です。(ハレ アカラ国立公園ウェブサイトhttp://www.haleakala.national-park.com/)
実 は大学時代、数ヶ月住み込みでボランティアとして働いていたことがありました。ハレアカラ国立公園の周辺にヤギから銀剣草を保護するためにボランティアた ちが柵をつくったんですね。ほんの一部ですが、私もその柵つくりに参加しました。銀剣草の外敵はヤギでした。ハレアカラ国立公園周辺には数万頭のヤギがい ました。ヤギは何でも食べるんです。ヤギにとって水分を多く含んだ銀剣草はご馳走です。全て食べつくしてしまうんです。このヤギを駆除するために柵を作っ て柵内のヤギを全部駆除しました。このボランティア活動は数十年前の事になるんですが、今回今までに見たことがない数の銀剣草の花を見て当時の自分たちの 汗と力と時間が実ったことを自分の目で見て凄くうれしかったです。今年の夏はとても感動しました。これからは参加者は実費でのボランティア、私のツアー会 社も勿論ボランティアですが、トレイルの整備や外来種の駆除などを行うボランティアツアーを企画していきたいと思っています。
─固有種の守り方とはどのような方法をとるのですか?
まず、柵を作ります。そして柵内のものを全て駆除します。銀剣草の場合、今回の回復のスピードは意外と速いものでした。でもそれだけでは十分ではないのが 現状です。ハワイの自然は積極的に守っていかなければならないと思います。そのまま手付かずの状態、野生のままで放置すればなくなってしまうのです。です から、自然に生息しているように見える植物でも意外に人の手が入っていることが多く見られます。人の手が入っていなければ全滅してしまうのです。
エコ・ツアーはビジネスです。と同時に自分が何を社会に貢献しているか?と考えたときに、環境保護に貢献していきたいと考えます。参加していただいたお客 様には自然の楽しさ、素晴らしさ、大切さを実感して頂いて、日本に帰られてから山歩きするきっかけになったと後でメールや手紙でおっしゃっていただくこと がよくあります、これより嬉しいことはないです。山歩きするようになるのは環境意識を高める第一歩です。
「自然の教育」あまり自然に関心がなかったような人が、ツアーに参加されて、ハワイの自然の美しさだけではなく、日本の自然に関心をもつようになって頂け たらとても嬉しいです。
「最高のヒーリング効果」
─自然から学んだことはなんですか?
カイル:良く聞かれる質問です。まずは、「自然をなめてはいけない。」ということ。自然は美しいものですが、楽しむにはリスクを負っていることを忘れてはいけない。初めてのハワイの山歩きには、是非ガイド付きのハイキングに参加することをお奨めします。
「自然から学ぶ」というよりは、はやり言葉ですが、「ヒーリング」効果が大きいです。例えば、交通渋滞や、車線変更の横入り、ホノルルは大都会ですのでそ れなりのストレスを感じても、登山道に入って数十メートル歩いただけで、ストレスが解消されてます。空気はおいしいしですし、いい運動にもなりますし、変 化に富んだ自然に飽きることはありません。様々な変化に驚かされます。ジャングルハイキングツアーは殆ど毎日ご案内していますが、勉強しても勉強しても奥 が深いですからなかなか勉強がしきれない。いつまでも、死ぬまで勉強し続けることがたくさんあります。
─最後にメッセージをお願いします。
カイル:ハ ワイイの自然を体験することによってハワイ滞在中の体験が全体的に楽しくなると思います。表面的にハワイを楽しむのも別に悪くはないと思いますが、いろい ろな自然、そしてそのハワイアンの文化が背景にある自然を知れば知るほど面白くなると思います。例えば、ハワイアン・キルトのお店でパンの実のデザインを 見るだけでなくて実物を見て、パンの実をどうやって採るか、どうやって食べるのか、そしてパンの実がハワイにどうやってたどり着いたのか、その背景を知っ ておくと、その見方も変わってくるでしょう。自然を楽しむと、ものの見方も変わっていくと思います。日本人の登山者は「ピーク・ハンティング」をする人が 多いですね。山頂を目指して、景色を楽しみながら、山を征服する登山の仕方です。大学時代は私自身もそういう頭で山歩きをしてきましたが、道中のものもと ても大切で、普通は見逃してしまうものにも目を向けて欲しいんです。丁寧に見て、景色だけでなくて足元の小さなものにも感動できるようなハイキングをして 楽しんで頂けたらと思います。
─お忙しい中を、どうもありがとうございました。
ご紹介したツアーの詳細、ご予約、お問い合わせ
アロハ・アイナ・エコ・ツアーズ
http://www.alohaainaecotours.com/

