ハワイでもなかなか演奏を聴くことができないトロイ。
彼のウクレレはさらにパワーアップされていました。
ウクレレ・ピクニック、サムズアップなどでのライブを聴かれた方は本物のハワイアン・スタイル・ウクレレを堪能されたと思います。
典型的なハワイのローカル・ミュージシャンであるトロイの日常は「フルタイムのお父さん」が最も大事な仕事のようです。
そう…あなたもハワイでトロイのレッスンが受けられますよ!
じっくりお読みください。演奏の秘密もいっぱいです。■Troy Fernandez(トロイ・フェルナンデス)
ハワイ最高の音楽賞、ナホクハノハノ賞を受賞、稲妻のように速い演奏と革新的なスタイルは90年代前半のウクレレルネッサンスを引き起こした。
これまでに、カアウ・クレイター・ボーイズ、パロロなどのグループで活躍、現在もソロ、グループ活動、ウクレレレッスンなど幅広い活動を行っている。
「僕は僕なりのハワイアンスタイルで」
─久しぶりの日本とお聞きしていますが?
■Troy:カアウ・クレーター・ボーイズとして来日した1998年から7年ぶりの来日になります。
─その前には確か「パロロ」のメンバーとして来日されたと記憶していますが?
■Troy:そうです。パロロのメンバーとしては1995年から何度か日本に来ています。
実は、かなり前、1985年にも日本に来たことがあったんです。伊良湖ビューホテルというところで公演していたポリネシアン・ショーに出演するために、大 勢のダンサーやミュージシャンたちと6ヶ月もの間日本に滞在していました。僕は、ファイヤー・ダンシングのグループメンバーとして来ていました。
カアウ・クレーター・ボーイズのアーニーとは同じファイヤー・ダンシング・グループで出会ったんです。
─久しぶりの日本はいかがですか?
■Troy:昨 日のウクレレ・ピクニックでのコンサートは今までで最高に良かったものの一つになりました。観客とミュージシャンのスピリットが一体となっていたんです。 ハワイでもコンサートはたくさん行われますが、時にはミュージシャン側と観客側がシンクロしないこともあるんです。それは、どちらか、もしくは両者に問題 があると思うのですが。
でも、昨日のウクレレ・ピクニックでは、観客もミュージシャンもお互いにリスペクトがあって、彼らのハートが伝わってきたんです。感動しました。とても感 謝しています。
─前回7年前に来日された時とは比べ物にならないくらい日本でのウクレレ人気が高まっていますが、それについてはどう思われますか?
■Troy:と てもいいことだと思います。ハワイでも1990年以前はウクレレという楽器はそれほど知られていなかったかもしれません。90年代になってカアウ・クレー ター・ボーイズがデビューしてから、ハワイでウクレレを持ち歩いている人をよく見かけるようになりました。その後、ジェイク・シマブクロの登場で認知度も 人気も一気に高まったんです。みんなが助け合ってウクレレという楽器を盛り上げていったという点でとても良かったと思います。
僕の前の世代では、エディ・カマエやカペナのケリー・ボーイ・デ・リマ、それからケオラ・ビーマーたちが活躍していたし、そしてジェイク・シマブクロが登 場したんだ。次にどんなウクレレ・プレイヤーが出てくるかは誰にもわからない。おそらくまた凄い才能を持った新しいウクレレ・プレイヤーがたくさん出てく るかもしれないね。今は見当もつかないけれど。
─今日のワークショップはどうでしたか?
■Troy:実 を言うとワークショップをするのは今日が初めてだったんです。こういった形でレッスンを行ったことは今までになかったんです。もちろん、ハワイではウクレ レを教えているけれど、レッスンはマンツーマンなんです。プライベートの個人指導です。以前、ハワイで5人のグループ・レッスンをしたことがあったんです けど、3人は熱心だったけど残りの2人は集中できなかったようでした。でも、今日のワークショップでは、多くの人と一緒のレッスンだったけれど、皆さん集 中してくれてよかったです。それに、生徒さんたちはみんな優秀でしたし。日本の生徒さんは皆、少しレッスンしただけですぐに弾けるようになるんです。僕が ハワイで教えている生徒さんには今日の生徒さんほど優秀な生徒さんはあまりいません(笑) 。
─あなたの情報はあまり日本には入ってきていないんですけれども、日本のミュージシャンたちの間で、トロイさんのファンという人が多いのです。ちょっと細かいことをいろいろお聞きしたいのですがよろしいですか?
ラウラの来海くんも「好きなミュージシャンは誰か?」とたずねると、「トロイさん」という答えがかえってきていましたが。
■Troy:ラ ウラのライカイ君だね。前回1998年に日本に来た時は、彼はまだ小さくてまだ少年のようだったことを覚えてるよ。それで、今回再会して、「ビック・ボー イ」になったなぁって。昨日のウクレレ・ピクニックでも、彼らと一緒に、ノホパイパイ、トロピカル・ハワイアン・デイや、カヴィカなどセッションしたんで す。彼らはとても上手で、僕をバックアップしてくれたんですけど、実際に演奏を間違えたのは僕でした(笑)。少しだったから、誰も気がついていないと思う けど(笑)。
皆さんが僕のことを好きだと言ってくれてとても嬉しいです。ありがとう。
ハワイでは、僕とジェイク・シマブクロを比較しようとする人がたくさんいるんです。どっちがウクレレの腕が上かってね。でも、ジェイクは彼オリジナルの ‘ジャズ’を取り入れたスタイルで演奏しているし、僕は僕なりの‘ハワイアン’スタイルで演奏している。ジェイクの演奏スタイルは素晴らしいと思うよ。で も、2人の演奏スタイルはもともと違うものだから、どちらが上手かなんて比較できないと思うんだよね。素晴らしいウクレレ・プレイヤーはたくさんいるし、 みんなそれぞれ素晴らしい腕を持っているんだよね。だから、誰が一番なんて決めることはできないんじゃないかなと思うんです。僕はジャズのスタイルでウク レレを演奏する方法は知らないんです。ジェイクは僕がやっているようなハワイアン・スタイルでのウクレレの演奏方法を知っているかもしれないけれどね (笑) 。
「知っているテクニックは全て教えたい」
─最初に音楽、ウクレレにふれたきっかけは?
■Troy:ウ クレレを弾き始めたのは9歳の頃でした。家の中で弾いている程度でしたね。13歳になった頃、学校などのステージでウクレレの演奏や歌を歌い始めたんで す。高校生になる頃にはだいぶ上達していて、高校を卒業してからは、小さなクラブで演奏をしていたんです。そして、1990年代に入ってから、カアウ・ク レーター・ボーイズのCDをリリースしたんです。
─ハワイでは現在どのような活動をされているのですか?
■Troy:現 在ハワイでは2つのグループで活動しています。ひとつは、レゲエ・コンテンポラリーのジャンルで、4人組の「Old School」というバンドです。なぜ、「Old School」というバンド名かと言うと、メンバーの最年少が42歳で、最年長が、58歳という年配者のグループだからです(笑)。でもみんなとてもいい 感じなんです。定期的に同じクラブで演奏しているわけではなくて、いろいろなクラブでライブをやったり、時にはウエディングやウクレレ・ピクニックなど、 特別なイベントなどで演奏しているんです。
もうひとつは、トラディショナル・ハワイアンのジャンルでベース、ギター、ウクレレの3人組のバンドです。これは、始めたばかりのグループなので、まだ名 前は考え中で決まっていないんです。こちらもとても素晴らしいバンドで、次回日本に来る機会があれば是非一緒に来たいと考えています。メンバーはみんな若 くて、「Young School」って感じです(笑)。
─定期的にトロイさんのライブが聴けるところはありますか?
■Troy:今は定期的なライブ活動を行っていません。でも、毎日ウクレレ・レッスンのクラスを開講しています。レッスンは、マンツーマンで、月曜日から金曜日の間の2時か2時半から6時半くらいまでの間に一日5人くらいにウクレレのレッスンを行っています。
─もしも日本人でトロイさんにウクレレを習いたいという人がいたら、習うことは可能ですか?
■Troy:も ちろんです。すでに日本の生徒さんで定期的に僕のレッスンを受けに来ている人たちは何人かいます。JALのパイロットをやっている生徒さんは、フライトが ある2週間毎に習いに来ます。それで「それじゃ、次回はまた2週間後に!」なんて言って帰って行きます。とても上手ですよ。
─どうやってレッスンの予約を入れたらいいんですか?
■Troy:直接自宅に電話をしてくれたらいいですよ。電話帳にも僕の電話番号が載っているはずだし。後ほどお知らせします。
─1回のレッスン時間はどれくらいですか?
■Troy:45 分です。マンツーマンで45分のレッスンを受けてたら、習うことはたくさんあると思います。ハワイでは、ウクレレ・レッスンの平均的な時間はだいたい30 分なんです。例えば、ロイ・サクマ氏が主催するウクレレ・スクールのレッスンには1クラスに4人から多い時で8人くらいの生徒がいるんです。でも僕のウク レレ・レッスンは完全なプライベート、マンツーマン。だから、休んではいられないけれど(笑)、とても集中できると思います。
─トロイさんからレッスンを受けるには、ある程度ベーシックを習得していないといけないのですか?
■Troy:そ ういったことは特にありません。まったくの初心者でウクレレ経験ゼロだった生徒さんもいます。それでも続けてレッスンをすれば、1年でかなり上達します。 初心者の方でも基本から教えるので心配はいりません。5年間レッスンを続けている生徒さんがいるんですけれども、もう彼に教える曲がほとんどなくなってし まいました。5年で100曲くらい教えたと思います。イントロや、ストラミング、そしてピッキングなど僕がやるすべてのテクニックを彼に教えたんです。彼 はまったくのウクレレ初心者としてレッスンに通いはじめた生徒なんです。13歳から始めて、もう18歳になっているんですけれど、とても上達しました。ア ラモアナ・ショッピングセンターのセンター・ステージでライブ・パフォーマンスをやった時に、僕の生徒さんを壇上に上げて一緒にセッションしたことがあっ たんですが、5年間でかなりのレベルまで上達したこの生徒さんはお客さんたちから凄い歓声を浴びていましたね。
─日本からトロイさんにウクレレを教えてもらいたいけれど、ちょっと英語に自信がないという人がいるかもしれませんが、その点はどうですか?
■Troy:そうですね、日本から来る生徒さんとは何とか英語でやり取りできているので、今のところ問題はないんです。
─現在は、教えていることが多いようですが、教えることと自分で演奏すること、どちらが好きですか?
■Troy:自 分で演奏することの方が好きですね。僕のフルタイムの仕事は2人の娘たちの父親なんです。月曜日から金曜日の間は、朝、妻が仕事に行ってから僕が一日中娘 たちの面倒を見るんです。それで、妻が仕事から帰ってきてから娘たちを妻に引き渡して、やっと僕はウクレレのクラスを教えられるんです。僕は一日の殆どを 娘たちと一緒に過ごすので、生徒さんにウクレレのレッスンを始めるまでには相当疲れているんです(笑)。でも、それぞれ生徒さんの上達の過程も見ることが できるし、僕はウクレレを教えることをとても楽しんでやっています。生徒さんたちもレッスンを楽しんでくれているようだしね。
ほとんどのトップ・ミュージシャンたちは人に教えたりしないんです。でも、僕は自分が知っている範囲のテクニックを生徒さんたちにすべて教えるんです。僕 にとって、教えることもミュージシャンであることと同じように一つの仕事だと考えています。
「とてもシンプルなコードを使って」
─この「HAWAIIAN STYLE」というCDが最新のアルバムですか?
■Troy:そ うです。なぜこのアルバムをつくったのかというと、ハワイではハーブ・オータ、ダニエル・ホー、ジェイクにしても、みんなウクレレ・ジャズ・アルバムを製 作しているでしょう?だれもハワイアン・スタイル・ウクレレ・アルバムを製作していない。それなら、僕がハワイアン・スタイル・ウクレレ・アルバムをつく ろうって思ったんです。それに、ジャズを演奏するのは難しいんです。ジャズを演奏するんだったら、それなりに学校などできちんと勉強して、基礎ができてい ないとダメなんです。でも、僕が演奏するハワイアン・スタイルはCやFやG7などとてもシンプルなコードを使ったものなんです。
─このアルバムがインストロメンタル・アルバムなのはそれが理由なんですか?
■Troy:そ うですね。誰もやっていない、ハワイアン・スタイル・ウクレレ・アルバムをつくりたかったんです。それから、15年程前、カアウ・クレーター・ボーイズの 頃に、多くの人たちからウクレレ・インストロメンタル・アルバムをつくってみたらどうかって言われていたんです。それから15年経ってやっと実現したんで す。インストロメンタル・アルバムをつくるまでに随分時間がかかりましたが、実現しないよりはいいでしょう?
─ジャワイアンのパイオニアと言われていますが、トラディショナルな
ハワイアンミュージックと新しいフィーリングについてはどう考えていますか?
■Troy:2004 年にリリースしたジャワイアン・アルバム「Collaboration 1 - Troy Fernandez And Friends」の製作にはおよそ1年間かかりました。様々な人たちとコラボレーションしているから、みんなのスケジュールを調整してレコーディングする のが大変だったんです。このアルバムの収録曲は、すべてジャワイアン・レゲエです。一方、このアルバム、「Hawaiian Style Ukulele」の製作時間はたったの8時間だったんです(笑)。楽曲は、トラディショナル・ルアウ・ハワイアン・スタイルの曲ばかりだけれど、ちょう ど、ショウユやシオ、コショウで味つけしたみたいに、随分近代的なものにアレンジして、ファンシーな仕上がりになっています。トラディショナルな曲も次世 代的なレベルにアレンジしてあるんです。
ジャワイアン・ミュージックは1980年代に確立されたんですけれど、始めたのはブラザー・ノーランドだと言われています。少なくとも彼がそう言っている のできっと間違えないでしょう。実際僕もそうだと思います。それから、1986年にカペナがジャワイアン・ソングを発表しています。僕ではなくて彼らが ジャワイアンのパイオニアだと思います。
─ドゥービーブラザース、エリッククラプトンなども取り上げていらっしゃいますが、ロックからの影響も受けていますか?また、あなたに最も影響を与えた ミュージシャンは誰ですか?
■Troy:エ ルビスの古い曲とか、レゲエではボブ・マーリィ、カントリー・ウエスタンでは、ジョージ・ジョーンズ、コンテンポラリーでは、C&Kとか、マカ ハ・サンズ・オブ・ニイハウとかギャビー・パヒヌイとかいろいろなジャンルのアーティストが好きです。でも僕の一番好きなアーティストは、ピーター・ムー ンです。若い頃から彼のCDは全部持っていたし、よく聴いていました。彼は僕のナンバー・ワンです。
─いつも使われているウクレレのメーカーは?何か特別に手を加えていますか?
■Troy:ワ イパフにある「Sonny D」というメーカーのウクレレを使っています。1981年からずっとスポンサーになってくれていて14年経ちます。ウクレレは提供してもらっているんで す。カアウ・クレーター・ボーイズの時にアーニーと「トロピカル・ハワイアン・デイ」をリリースした際「Sonny D」のウクレレを使って演奏していたんです。それで、CDをプレゼントしたら、次の日に電話がかかってきて、「今日からうちの会社が君のスポンサーになる から、もうウクレレは買わなくていいですよ。これからは是非うちの会社のウクレレを使って演奏してください。」って言われたんです。僕はびっくりしたけど 「OK!」って。
─ウクレレを見せて頂けますか?
■Troy:テナー・ストリングスです。ウクレレのボディはブラック・コアです。
普通のコアの木の色とは違うでしょう?ブラック・コアと呼ばれていて普通のコアの色と比べて、少し濃いのがわかるでしょう?
手に入れるのが難しいんです。
─弦は何を使用していますか?
■Troy:いつも4ストリングスです。のHigh Gです。
─音程が広くなるとLow Gで演奏するプレイヤーが多いようですが?
■Troy:Gの高い音をアドリブに使うので音が下がってはダメなんです。
ウクレレらしさはこのHigh Gによるものだと思っています。
─チューニングについて教えて頂けますか?
■Troy:チューニングはノーマル・チューニングです。
─確かトロイさん、昔、全弦を半音下げたチューニングをしていらしたと思ったのですが?
■Troy:カ アウ・クレーター・ボーイズの頃は確かに半音下げたチューニングで演奏していました。あの頃はレコーディングに加えて、ライブやイベントなどで演奏する機 会が本当に多かったんです。それで、ノーマル・チューニングだと声が持たなかったんです。だから、コードを変える代わりにチューニングを半音下げて演奏し ていたというわけです。その頃は誰にもそのことは言わなかったし、誰も気付かなかったようです(笑)。
今は、ノーマル・チューニングで演奏しています。
もともとウクレレは半音下げて演奏するようにつくられていないから、ノーマル・チューニングの方が正しい音が出るんです。(ウクレレを弾きながら)こっち の方がいいでしょう?
─トロイさんのとてもパワフルな音はサムピックを使っているのですか?
■Troy:いいえ、私はほとんど人差し指で弾きます。人差し指につけ爪を使っています。
普通のドラッグストアーで売っている、女性用のものです。
買う時は恥ずかしいですが(笑)。
─ウクレレ以外の楽器は演奏されますか?
■Troy:そうですね、ウクレレの次によく演奏するのはベースです。カアウ・クレーター・ボーイズの時は、僕が歌う時はベースを弾いて。アーニーが歌う時は彼がベースを担当していたんです。その他にはギターも演奏します。
ギターはあまり上手ではないんです。だからシンプルな演奏だけです。
─ウクレレ上達の秘訣を教えてください。トロイさんから習うことが一番の上達方法ですか?やっぱり、練習を積むことですか?(笑)
■Troy:そうですね…実を言うと、僕自身はカアウ・クレーター・ボーイズの時は一度も練習をしたことがなかったです。
いつも演奏していたから、ライブやイベントなどでのパフォーマンス自体が僕たちの練習だったんです。だから、ステージに上がって、ただ演奏する、それが僕 たちの練習でもあったんです。もちろん、僕たちは子供の頃から長い付き合いだからお互いのことをよく分かり合っていたし、相手がどのように演奏するかは承 知していたから。ケミストリーが作用するという感じです。
でも、メンバーが3〜4人いるバンドだったら、おそらく練習は必要になってくると思います。でも2人だけだったら、練習は必要ないでしょうね。
─あとは、あなたのレッスンを受けることですね?
■Troy:そ うですね(笑)。僕はウクレレを教える時、僕が知ってるテクニックを全部生徒さんに教えるんです。おそらくそんな人は他にいないでしょうね。簡単なことだ けを教えるのではなくて、僕が知っていること、できることは何でも教えているんです。決して出し惜しみなんてしないんです。
ある時Sonny Dが僕に言ったんです。「全部教えることないよ。テクニックは少しだけ教えてあげればいいんだよ。」って。でも、僕は彼の言うことを聞いたことはないんで す。僕は僕が知っていることは何でも教えてあげたいと思っているんです。
「レインボーズ・ドライブ・インがナンバー1」
─最後にあなたにとってハワイのおすすめの場所とかお店などあったら教えてください。
■Troy:レ ストランはね、レインボーズ・ドライブ・インです。ここはハワイでナンバー・ワンのドライブ・インです。ハワイのTV番組で、ハワイのベスト・ドライブ・ インのランキング・トップ10をやっていたんですけど、そこでもレインボーズ・ドライブ・インはナンバー・ワンだったんです。ハワイのローカルの人たちに もとても人気があるドライブ・インなんです。
─近い将来、娘さんたちと一緒にファミリーバンドを結成する予定はありますか?
■Troy:い つか、娘たちがもう少し大きくなったら、彼女たちをハリウッド・デビューさせたいという計画があるんです。上の娘はまだ6歳なんですけれど、昨日のウクレ レ・ピクニックでは、下の娘(3歳)と2人でステージの上で、バンドにあわせて歌ったんです。彼女たちが歌う時はいつもCDを使うんですが、昨日は忘れて きてしまったんです。代わりにバンドに演奏してもらったんですが、ちゃんとバンドの演奏にあわせて歌ったんです。
6歳の娘がまだ10ヶ月の頃、歌を一曲歌ったんです。まだ一歳になっていなかったのに。それを見て、この子には歌の才能があるかもしれないって考えたんで す。
─それはきっと遺伝でしょう?
■Troy:そうかな?もしかしたら、僕よりもずっと歌が上手いかもしれないね(笑)。
だから、いまは様子を見ているんです。
以前、8歳の頃のクリスティーナ・アギレラが歌を歌っているビデオ・クリップを見たことがあるんですけど、彼女と僕の6歳の娘とを比べてもあまり変わらな いんです。だから、娘が8歳になる頃には8歳の頃のクリスティーナ・アギレラと同じくらい歌が上手く歌えるようになっているかもしれないと思って。今はま だわからないけれど、彼女に才能があれば、ハリウッド・デビューも考えているんです。
─ありがとうございました。
(2005年8月14日 原宿ウクレレワークショップ後、会場にて)
(取材協力:レイランド・グロウ)
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