ミュージシャン、ウクレレスクールの校長先生として、ハワイ、日本で大活躍のブルース。
皆さんご存じのジェイク・シマブクロが彼のお兄さん。

仲の良い二人は2月に一緒に来日していましたし、ジェイクの新しいアルバムにもギタリストとして参加しています。

まじめな兄貴とやんちゃな弟という印象ですが、ブルースもまもなく男の子のお父さんになります。
明るく、気さくなブルースは、ウクレレのことジェイクのことウクレレ事情、そして、自らの夢など本当に沢山話してくれました。答えにくい質問にも一生懸命答えてくれて感謝です。

-ウクレレを始めたきっかけを教えてください。
BRUCE SHIMABUKURO:僕が生まれた時、5歳離れている兄のジェイクは、既にウクレレを習っていて、お母さん、お父さんそしてジェイクがよく演奏していたんだ。そして僕は、4歳か5歳ぐらいになってから、家族が何をしているのかを理解し始めたんだ。ジェイクもその時既にウクレレを弾くのが上手だったんだ。でも、その頃は、まさかウクレレを弾くことが自分のやりたいことになるなんて全く思っていなくて、ただ家族と一緒に楽しむだけだと思っていたよ。
49_bruce_04.jpg

-ウクレレは、始めたときから楽しんでいたのですか?
BRUCE:そうだね。ウクレレを弾くっていうのは、両親が料理や掃除をしているのを見ているのと同じだったんだ。いつも周りが当たり前のように弾いているから、「これやってみたい!」というふうに特別に思うものではなかったんだよね。だから、色々な人に「ウクレレはいつ始めたの?」ってよく聞かれるけど、答えに困るんだよね(笑)。初めて弾いた曲なんか全く覚えてないんだ。正しいウクレレの持ち方を知る前からすでにウクレレを手に持っていたからね。おもちゃ替わりだったんだよね。おそらく、ちゃんとウクレレのレッスンをやりはじめたのは、6歳か7歳ぐらいで、スクールに行って2年間学んで、しばらくやめて、また始めた時は、ジェイクから学んだかな。

-最初のウクレレ・インストラクターはどなたですか?
BRUCE:Roy Sakumaでした。その当時、スクールはそこだけだったんだ。最近は、たくさんのプレイヤーが教えているけどね。

-あなたもそうですよね?!
BRUCE:そうだね(笑)。彼のスクールに通っていた2年の間で、楽譜の正しい読み方やウクレレの正しい持ち方など技術的なことを学び、その後、興味はスポーツに向いたんだ(笑)。僕はやんちゃだったと思うよ(笑)。ジェイクは僕がスポーツに熱中している間もずっと習い続けていて、毎回彼が習ったものを聴いて、「その音いいな。その音好きだな」って言うと、それを彼が教えてくれたんだ。だから、ジェイクはいつも大変な思いをして習ってきて、それをただ僕は、「教えて!」って言って教わってたんだ。ラッキーだったよ(笑)。

-ずっと続けているウクレレの魅力は?
BRUCE:常に生活の中に音楽があったこととか、音楽をやっていると、日常の些細な事を忘れられるということもあるけど、今、ウクレレを教えることを仕事にして、子ども達にウクレレを教えることが本当に楽しいんだ。僕の友人達は、給料のことや、週に40時間働かないとだとか、仕事の不満についてよく話しているけれど、僕は、週に働ける限り働いているし、仕を事している瞬間瞬間をとても楽しんでいるよ。自分の仕事が好きでいられるっていうのは、本当にラッキーだよね。また、とても希なことだとも思うよ。

-日本ではウクレレが流行っていますが、うまくなるコツがあったら是非教えて下さい。以前、お兄さんにお伺いした時は、「練習」と仰っていましたが。
BRUCE:先生という立場だったら、僕も「練習が大事」って言うけれど、僕がもっと大切だと思うのは、自分がウクレレをやっていて本当に楽しいと思う様にアレンジすることだと思うんだ。ウクレレを練習する前に、なぜ学びたいのか理由を見つけることだよね。何でも自分からやりたいって思う時はいつでも、それをやろう!って気持ちになるからね。

例えば、子どもの時、やりたくないのに無理矢理やらされていたら、ただやるだけだよね。宿題などもそうだと思うけど、僕が子どもの時は、宿題が終わるまではママが遊びに行かせてくれなくて、とりあえず仕方なくやって、終わったのを見せて、やっと遊びに行かせてもらえたもんだけど(笑)、とにかく、ウクレレをやっていて楽しいと思うようにいろいろためしてみるといいと思うんだ。 例えば、「今度のパーティーのために練習しよう!」ということだったり、本当にウクレレに夢中なのか考えてみたり。 ある人は、まずウクレレを作ってみたんだ。できあがったウクレレを見て、弾いてみたくなって始めた人もいるしね。こういうことが練習と同じように大事だと思うんだ。 49_bruce_02.jpg

生徒の中にも、「レッスン料を払っているんだから、1日最低20分は練習するように!」と言う親がたくさんいて、でも、それでは子どもは集中しないんだよね。単なる毎日20分練習するっていうのは上達に結びつかないと思うし、その前になぜ練習しているのか、何をしようとしているのかを理解させることの方が大事になると思うんだ。
これが僕のアドバイスになるね。ウクレレだけじゃなくて、全てにこのことは言えると思うんだ。

-昨日、Billy V氏(ハワイのラジオDJ)にインタビューした時のお話の中で、素晴らしい若いウクレレプレイヤー達が増えていると仰っていたのですが、最近のハワイのウクレレ事情はどうなっていると感じていますか?
BRUCE:素晴らしいプレイヤーがどんどん増えているよ。ジェイクの貢献は大きいんじゃないかな。多分多くの人がこの意見に賛同してくれると思うんだ。彼がウクレレプレイヤー達の耳を広げたと思うんだよね。ウクレレで、Jazz, Blues, Rockなど様々なジャンルの音楽をするようになったからね。 Jazzが好きな人も、ウクレレでJazzをやってみるようになったり、また、Bluesや、Rockなんかもウクレレでやってみたりっていうのは、多分10年前だったらあまりなかったと思うんだ。それが最近では、ギターで何でもやっていたものをウクレレで弾くようになっているよね。だから、たくさんの人がウクレレを弾いてみようってなっているんだと思うし、そういう人たちは、ウクレレをトラディッショナルなものとして見てないしね。

-以前Troy Fernandez氏にインタビューした時に、よく「トロイとジェイクはどちらがうまいんですか?」って聞かれるけれど、「彼と僕とは別のものだ」と仰っていたのですが、ブルースさんはどう思われますか?
BRUCE:うーんん、難しいな。まずトロイがこのサイトを見るかどうか確認したいんだけど(笑)。 Troyが昔やっていたKa'au Crater Boysではボーカルがメインで、皆、それを楽しんでたよね。一方で、ジェイクはインストゥルメンタルをメインにしているからね。そのことは、僕にとってはすごく驚きなんだよね。音楽ってこんなに違うものができるんだってね。

僕にとってみれば、ジェイクは、多種多様なタイプ、ジャンルの音楽をやっている人で、それはある意味誰でもできることなんだよね。ジャズが好きな人がジャズをやり、またはブルースだったり、ロックだったり、スローバラードだったり、皆、個々のスタイルっていうのがあるよね。この多種多様な音楽ができる人というのが、僕のジェイクに対する評価の一つかな。彼は、色んなミュージシャンと一緒に演奏ができるんだよね。

最近では、ジェイクやトロイのように上手いウクレレプレイヤーになりたいっていう人はたくさんいて、ジェイクがやっているようなオールスタイルウクレレを目指していたり、ある人は、トロイの様にハワイスタイルのボーカルが入って、皆で楽しむスタイルを目指していたり、皆それぞれ違うと思うんだけど、それは様々なスタイルの、素晴らしいプレイヤーが増えていくということで、皆、もっと上手いウクレレプレイヤーになろうってやる気になっているわけだしとても良いことだよね。そうでなければ、僕も仕事がなかっただろうしね(笑)。

-それでは、ブルースさんのスタイルはどのようなものになりますか?ジェイク・スタイルでもなければ、トロイ・スタイルでもありませんよね。
BRUCE:うーん、わからないな(笑)。ミュージシャンとして上達するにつれ、僕のスタイルは変わっているんだ。何に対してでもチャレンジしようとオープンだよ。ロックが好きだとか、ブルースが好きだとかは特定のジャンルについては言えないね。ただ、ジャズはあんまり好きじゃないけど。
よく、今やっている音楽について「どんなを音楽やっているんですか?」って聞かれるけど…(ちょっと考えて)、やっぱりわからないな(笑)、「CD聞いて下さい」ってしか言えないね(笑)。

-ウクレレのワークショップなどでたびたび来日されていますが、日本のウクレレ事情、ウクレレプレイヤーについてはどう思われますか?
BRUCE:日本でウクレレを教えるのは、本当に楽しいんだよ! 僕は日本語がしゃべれないから、皆、僕に日本語を教えてくれるんだよね。「英語は話すな!」ってね。クラスが成功する唯一の方法と理由は、ウクレレに興味があって習いたいっていう思いだけなんだ。だからお互い言葉でのコミュニケーションが難しくても、すごく楽しいんだよね。生徒の皆さんは、ついていかなくちゃって、いつも以上の努力をしないといけないし、また、僕の方も、皆が真剣に学びたいのを知っているから、いつも以上に教えなくちゃ!っていう努力をしないといけないからね。ただ「手をこう置いて」などと言うだけじゃダメで、実際に見せないといけないし、ハワイで教えるのとは全然違うんだよね。より大きい絆が生まれるっていう感じがするんだ。 49_bruce_01.jpg

-日本人は、道具が好きで、ウクレレ選びにこだわりがある人が多いと思っているのですが、それぞれのレベルにあったウクレレの選び方を教えて下さい。
BRUCE:僕がまずビギナーの人にアドバイスしているのは、予算にあわせて自分が満足するものを買うこと、と言っています。多分あまりに安いものは買いたいと思わないだろうし、安すぎると、ウクレレに対してプライドを感じないだろうし、また高すぎなければ、そこまで重く考えることもないだろうし。

基本的に、ウクレレの値段が高くなるにつれて違ってくるのは、音だと思うんだ。中にはすごく高価なものもあるけど、それは装飾代だよね。あとは全て音の質の違いだね。だんだん上手くなるにつれ、その音の違いが聞き分けられてくるよね。覚えているのは、僕が初めてウクレレを持った時は、ママが使っていたもので、ひびがはいっていたんだけど、それをもらって使っていて、ジェイクは新しいウクレレを使っていたのだけど、そのジェイクのウクレレと自分のウクレレの音の違いは全くわからなかったよ。でも、成長するにつれ、楽器屋さんに行って、ウクレレを試してみると「あっちよりこっちの方がいい音だな」って違いがわかるようになってきたよ。

ジェイクと一緒にツアーで回っている時なんかは、彼がペダルをいじりながら「こっちの音の方がいいのかな」って弾いてみてはまたボタンを押して「こっちかな?」って僕に聞いてくるんだけど、はっきり言って、僕には全く同じに聞こえて違いがわからないんだよ(笑)。それでも一応「さっきの音の方が好きかな」って答えるんだ(笑)。すると「そうかな?!僕は、こっちの方が好きだな」って言うから、「ああ…yeah yeah …多分そっちの方がいいね」って言うんだよ(笑)。どんどんウクレレが上達するにつれ、耳もよくなっていって、いろいろな違いがわかってくるんだよ。だから、まず経験をしてみることだよね。

それから、値段が高くなるにつれて音が違ってくるって言ったけれども、自分がどんな音楽をやっているかによって欲しいものが違ってくると思うんだ。どのミュージシャンも、違う音を欲しがるからね。 明るい甲高い音がいいっていう人もいるし、ジェイクは、暖かい音が好きで選んでるし、皆違うんだよね。ただ、初めは、自分の満足する値段のもので、それを持っている事にプライドを感じるものを買うといいと思うよ。

-日本人は材質や細かいところにとてもこだわる傾向があり、先日DANIEL HO氏にインタビューした時にも、ウクレレの材質は音的にはコアではない方がいいと仰っていました。このことは彼だけでなく、たくさんのミュージシャンがそう言うのを聞きます。でも、多くの日本人はウクレレはコアだ、と考える傾向が強いのですが、このことについてはどう思われますか?
BRUCE:僕は、素材の木についてはあまり詳しくはないんだけど、前はよくウクレレのオーダーメイドをしていて、その時にも、「どんな木を使いたい?」って聞かれたのだけれど、僕はそれに対しては答えないようにしていたんだ。 というのも、例えば、もしコアを使いたいって言った場合、コアにも様々な品質があって、ただ「コアで作ったウクレレ」と言っても、本当のコアの音になるかどうかはわからないからね。もしかしたら安いコアだったり、丸まったコアの木を使ったものになるかもしれないしね。

僕が思うに、木は牛肉みたいなもので、レベルがあって、部位によって高いところもあれば、安いところもあるよね。だから、「コアで作ったウクレレが欲しい」って言った時に、ステーキでいえば、NYステーキかもしれないし、サーロインかもしれないし、Tボーンかもしれないし、レバーかもしれないよね(笑)。
だから、僕はいつも"欲しい音”を伝えるんだ。僕はウクレレを作らないから、どうやって作ってとは言わないようにしているんだ。

-では、ブルースさんはどんなウクレレがお好きなのですか?
BRUCE:今僕は、KISO UKULELEを使っているんだ。日本製で、(ギターブランドで有名な)タカミネが作ったものなんだよ。

49_bruce_05.jpg 実は、僕はずっと自分に合ったウクレレメーカーを探していたんだ。PUAPUAがスポンサーだった時は、PUAPUAはウクレレのお店だったから、いろいろなウクレレを試させてくれて、それを使うという形だったんだよね。もしその当時、KAMAKAに直々にスポンサーになってもらっていたら、KAMAKA以外のものは使えなかったしね。KAMAKAはいいと思っているけど、とても人気があるから、自分が欲しいものをリクエストすると時間がかかっちゃうと思うんだよね。それに、ジェイクが最優先になっちゃうだろうしね(笑)。彼が欲しいっていったら、すぐに作らないと!ってなるはずだから。

タカミネがウクレレを作り始めたということで、僕のマネージャーにコンタクトがあって、サンプルを3本送ってきたんだ。販売する前に僕たちに見てもらって、もし何かいい提案があれば言って欲しいということだったんだ。そういうことなので、実際にいろいろな提案をして、できあがったものを見たらすごく気に入ったので、マネージャーに言って、スポンサーになってもらえないかどうか頼んでもらったんだよ。

-日本製のウクレレを使っているブルースさんに聞くのも何ですが(笑)、日本人はウクレレを買うならハワイで!と思っている人も多いので、もしおススメのところがあったら教えて下さい。
BRUCE:…(困った感じで)あぁ…(爆笑)。
すごくおもしろいよね、ハワイに来る日本人って、ハワイの文化に憧れをもってくれていて、僕たちハワイアンが日本に行くと、皆親切にしてくれて、食べ物もおいしいし…。ウクレレに対しても同じように思ってくれているしね。

僕は、エレクトロニックな部分で、今使っているウクレレをものすごく気に入っているんだ。最近は素晴らしいウクレレメーカーもたくさんいて、さっきも話したように、いいウクレレプレイヤーが増えてるから、それと同じように、いいウクレレメーカーも増えて来ているよね。たくさん作っている人がいるから、前は、安いものは$60ぐらいで、その上となるとKamaka等は$300か$400だったと思うんだ。でも、今は、その間のもの、$100とか$200のものがでてきているよね。価格幅が増えたことで、子ども達がウクレレを習うチャンスが増えたと思うんだ。お手頃価格が増えているからね。

うーん、とりあえず今は日本でも、ハワイでもどこのメーカーがいいっていうのは特別にはないかな。自分がハッピーなものなら何でもいいと思うよ。

-ところで、今日おじゃましているこのウクレレスクールではどのような活動をされているのですか?
BRUCE:現在は、僕自身は週3日教えています。僕がウクレレを教えるようになったのは、高校生の頃で、確か17か18歳の時でした。その時は、ジェイクがちょうどハワイカイでスクールを開校して、当時はColonっていうバンドで活動してたんだよね。その前のバンドPure Heartが解散した後にスクールを開いたんだけど、Colonで活動し始めたらすぐに人気が出て、両立するのが難しくなってきたんだ。それで僕が教えるようになったのだけど、そこで一年弱教える経験ができたんだ。そのことは、僕にとってはとても良い経験になったよ。

その後、ジェイクは誰が見ても明らかなほど忙しくて両立が無理になって、スクールを閉めて、ミュージシャンの道を選んだんだ。それで、僕は、その時の生徒を引き続き教えることになって、自分のガレージでやり始めたんだよ。それを1年ぐらい続けて20歳の頃に、"Ukulele Essence"っていう自分のスクールをオープンしたんだ。

子ども達に教えるっていうのは本当に楽しいよ。あとたぶん、僕は人と話すのがわりと得意だと思うんだ。相手の言っている事を理解して、ちょっとやる気がなくなっている子がいたら、どうすればその子がまた自信をもてるようになるかを考えたり。僕はずっと生徒っていう立場で育って来たから、自分の生徒達の気持ちがとてもよく理解できるんだ。

-生徒さんは現在何人ぐらいいらっしゃるのですか?
BRUCE:80人から100人ぐらいかな。最近自分の音楽活動の方が忙しくなってきたので、他の先生にもお願いしているんだけど、その先生も、昔、ジェイクのスクールで教えていた人なんだ。以前は全部自分一人で教えていたのだけれど、徐々にスタッフも増えて大きくなっているから、さらに楽しくなってきているよ。

-日本人の生徒さんもいらっしゃるんですか?
BRUCE:何人かいるよ。留学や仕事でハワイに住んでいる人とかね。ハワイに来る多くの人が、フラやウクレレといったハワイらしいものを習いたいと思っているよね。僕たちは、ウクレレに興味にある人なら誰でも受け入れているよ。今はほとんどが子どもだけど、大人や年長の方も何人かは教えてるよ。 49_bruce_03.jpg

-アーティスト活動とスクールの先生とどちらが楽しいですか?
BRUCE:僕にとっては両方とも必要なんだよね。例えば、ただ先生だけやって、音楽活動をやめてしまったら、きっと途中で「音楽活動やりたい!」ってなっていたと思うんだよね。また反対に、音楽活動だけやって、先生をやめていたら、しばらくして「先生の仕事に戻りたいから、音楽活動やめる」ってなったと思うんだよね。それに、人に教えるということは、ミュージシャンとしてもとても役に立っているんだよ。生徒のために、もっと新しいことを学ぼうって常に考えているからね。

-常に基本を忘れないでいられますよね。
BRUCE:そう、本当にその通り!

-今後の夢は何ですか?
BRUCE:今はまだ具体的にはわからないな。ただ最近なんとなく、両立は無理かもしれないって感じているんだ。今現在は、50%先生、50%ミュージシャンで活動をしているけれど、あと数年続けてみて、100%ミュージシャンとしてやっていきたいのかどうなのか自分でも知りたいと思っているんだ。本当に今は全くわからないし、とりあえず何が起こるか見てみようって感じかな。

-日本に来る予定はありますか?
BRUCE:2月に、ジェイクの"一期一会ツアー"で一緒に行くよ。(2月23日から開催されたジェイクの「一期一会ツアー」でブルースがゲスト出演。) 

年内にできるかはわからないけど、今やりたいなって思っているのは、ウクレレの教則DVDを作ることなんだ。今までやったことがなくて、ビデオ制作とTV撮影などをやりたいんだよね。

-生まれてくるお子さん(男の子だそうです)にはウクレレを教えますか?
BRUCE:ジェイクに教えてもらうよ(笑)。「アンクルに教わって!僕は友達とでかけてくるから」ってね(爆笑)。

-やはりジェイクの存在というのは大きいですか?もちろん家族、お兄さんっていう存在ではありますが、ウクレレプレイヤーとしてはどのように見ていますか?
BRUCE:彼は本当によくやっていると思うよ。多くの人が彼を素晴らしいウクレレプレイヤーだと認識していると思うけど、別の視点から言うと、彼がすでにいろんな事をやり遂げてきた事にほとんどの人が気づいてないと思うんだよね。それでいて、彼はもっともっと新しい事をやろうとしているんだ。

たいてい到達点まで行ったら「他に何をやればいいんだろう?」ってなって、そこで落ち着き始めて、そこに安住しちゃうと思うんだよね。ミュージシャンもそうだと思うんだ。普通ならどんどん大きくなってある程度までいったら、そこでとどまっちゃうと思うんだよね。そして、周りはその姿を常に覚えていると思うんだ。でも、ジェイクは、いつでも新しいことを探してるんだ。一緒に日本でツアーを回っていてそれがわかるよ。また、彼自身も何をゴールとするかはまだ決めていないんじゃないかな(笑)。

-最後に日本のファンの皆さんにメッセージを。
BRUCE:Happy Holidays! 皆さんにまたお会いできるのを楽しみにしています。カンパイ!! (注:インタビューはお正月に行われました)
49_bruce_06.jpg

-すみません、もう一つ!ハワイでおススメのレストランなどがありましたら教えてください!
BRUCE:僕も大人になって、最近はいい子になろうってがんばってるんだよ(笑)…。好きな場所、好きな場所…、ここのところ外食もしてないしなぁ(笑)。今までいつもロコプレイスをおススメしてきたんだけど、今日はちょっと変えてみて、メキシカンレストランの"Jose"を紹介するよ。そこのメキシカンピザがおいしいよ!ベスト・メキシカンレストランだよ!

-どこにあるんですか?
BRUCE:KaimukiのBig City Dinnersわかる?そのすぐそばだよ!ここはすごくいいよ!僕のお気に入りだね。

-あとは、やはりテキーラですか?!
BRUCE:そうだね、ピザの上にテキーラかけて食べるといいよ!(冗談)

-ありがとうございました。
(2008年1月 ホノルルにて)

通 訳:村田実紀
聞き手:Kaimanahila
 


■ブルース・シマブクロ公式webサイト
http://www.thehouseofbruce.com/

■ウクレレ・エッセンス公式webサイト
http://www.ukuleleessence.com/