ハワイ・オアフ島ノースショアをホームグランドに活躍する
女性アーティスト「ヘザー・ブラウン」。
3月、東京・青山にギャラリーがオープンしました。めずらしいパーソナルギャラリーです。
小さなスペースですが、とても気持ちの良いギャラリーです。
作品を作り始めて僅か3年で、人気となり世界中のギャラリーに彼女の作品は
飾られているそうです。
独特な線の使い方とカラフルな色。一度見たら忘れられないそんな作品が並んでいます。
ヘザーも作品と同じようにシンプルで明るいサーファーガールです。
取材の翌日が誕生日だと聞き花束を持って行きましたが、とても喜んでくれました。
運が良ければ、彼女のオリジナルを手に入れることも出来ます。
(オリジナルは、7万円台~)
是非一度、足を運んでみてください。
-現在はオアフ島ノースショアのハレイワに住んでいらっしゃるそうですが、ご出身は?
Heather Brown:ロサンジェルス生まれです。南カリフォルニアのバーバンク、サンディエゴなどに住んでいて2000年にハワイに移り住みました。
-絵を描き始めたきっかけは?
Heather:小さい頃からアートには親しんできましたが、このようなスタイルで本格的に絵を描き始めたのは3年前からです。大学では版画を勉強していました。
でも、学校を出たあと、版画を刷る機械などがなかったので、紙と書くモノがあれば簡単にできるイラストをはじめました。自分の好きな海や周りにある植物などをモチーフに作品を作り始めました。
-作品のコンセプトやモチーフはどの様に見つけているのですか?
Heather:あまり考えすぎないようにしています。キャンパスに向かって自然に書きたいモノが湧き出てくるのを待ち、思ったままに書き始めます。頭に浮かんだモノをそのまま書くことが大切だと思いっています。
-太い輪郭とカラフルな色使いが特徴的ですが、このスタイルはどのようにして生まれたのですか?
Heather:学生時代に勉強していた木版画(Woodprint)の影響を受けています。太く力強い、シンプルなアウトラインを描き、その中にカラフルな色を配置していく木版画をペインティングで表現しています。
-ノースショアのハレイワに住んでいいることは、作品に影響していますか?
Heather:私にとってノースショアはマジカルスペースで、特別なパワーを持ったところです。周りにあるモノ、目に見えるモノ、感じる風などが私に幸福な気持ちをもたらしてくれます。
そうした、感じるモノ、目に見えるモノが私の作品をハッピーなモノにしてくれるし、作るパワーを与えてくれます。
-サーフィンはどうですか?
Heather:私は絵を描くときに写真などを見て書くことがありません。全部、頭の中にイメージされたモノを書きます。
サーフィンをしながら見た波の形や色、そして海から見た景色などを全てインプットしていきます。そして、サーフィンをしていると頭の中がクリアーになり新しいアイデアが沸き上がってきます。私の作品はサーフィンに大きな影響を受けています。
-サーフィンは昔からしていたのですか?
Heather:ハワイに移った後の2002年からです。
-サーフィンを始める前と始めてからでは何か変化がありましたか?
Heather:はい!変わりました。
サーフィンを始めてからは、描き方も色の使い方も変わったと思います。サーフィンをすることによって、自然の力をもらうことが出来るようになり
力強い絵になりました。
-ジャック・ジョンソン氏が主催するコクア・フェスティバルのポスターなどで注目されるようになりましたが、親交があるのですか?
Heather:ジャック・ジョンソンの奥さんであるキムが、ハレイワアートフェスティバルに出ていた私の絵をとても気にいってくれて「ポスターを書いてくれないか」と言ってくれました。そのことがきっかけとなって、ジャックのファミリーと親しくおつきあいするようになりました。
-絵を描き始めてわずか3年でこのように有名になったのは何故だと考えていますか?
Heather:多くの人達がハワイを訪れて、ハワイに恋して帰って行きます。たくさんの想い出や景色の記憶を自分の家に持ち帰りますが、私の絵は、皆さんのその様な想い出が表現されているからではないかと思います。私の絵を見て、ハワイへの恋する思いが蘇ってくるのではないかと考えています。
もちろん、コクア・フェスティバルのポスターなどで話題になったこともあると思います。
-最近興味のあること、モチーフに考えているアイデアはありますか。
Heather:今が最高に幸せです。この気持ちをキープして作品を作り続けていきたいと思っています。そして、ハワイのアロハスピリットを私の作品で世界に伝えられたらと思っています。
新しいこともやりたいと考えています。今のスタイルはとても好きだけれど、それだけではなく皆さんをビックリさせるようなことをしてみたい。アイデアは持っています。
-それはペインティング以外ですか?
Heather:おもちゃのようなモノを作りたいと思っているんです。たとえば、プラスティックで出来た鳥のおもちゃのようなモノです。
子供のおもちゃではなくて、大人がアートとしてコレクションできるようなモノを作ってみたいのです。そんなことを考えています。
-ここにある絵の話に戻りますが、絵がキャンバスのサイドまで回り込んでいますが、これにはどの様な意図があるのですか?
Heather:絵は色々なフレームを付けて楽しむという楽しみ方もありますが、それによって絵のイメージが変わってしまいます。
私はフレームを付けずにこのまま飾って欲しいと思い、ストレッチと言われるフレームがなくても完結する手法を使っています。
-日本のファンの方にメッセージをいただけますか。
Heather:ここ、青山のギャラリーに何かを感じに来てください。ハワイの景色や風、アロハの心なんでもかまいません。この場所で皆さんが何かを感じていただけたら幸せですし、このギャラリーはそれが出来る場所だと思います。
-最後にヘザーさんお奨めのハワイを教えてくれますか。
Heather:ノースショアの「バンザイすし」ですね。ノースショアマーケットプレイスの中にあります。日本の方はノースショアでお寿司と思うかもしれませんが、とても雰囲気のあるお店です。
カリフォルニア・ロールなどのロール寿司が中心ですが、座敷があってハワイと日本のミックスされた雰囲気です。景色も良いですし、サーフムービーも流れていると言ったローカルのお店です。是非、行ってみてください。気に入ると思いますよ。
-どうもありがとうございました。
協 力:ヘザー・ブラウン・オフィシャルギャラリー
聞き手:Kaimanahila
写 真:Shu Suzuki
■ヘザー・ブラウン・ギャラリー
住所:東京都港区南青山2-10-4
電話番号: 03-5474-7729
メールアドレス: info@ladyslide.com
営業時間:11:00am - 7:00pm (水曜は定休日)
http://www.heatherbrown.jp/ja/
東京メトロ銀座線
「青山一丁目駅」「外苑前駅」より徒歩5分

