MUSIC&MEDIA

2018年・第60回グラミー賞を全くのハワイイ的目線で振り返る

1月29日(日本時間)おこなわれた
『第60回グラミー賞』
2003年からは、ロサンジェルスでおこなわれていたが
(それ以前は、LAとNY交互に開催されていた)
今回は、ニューヨークに場所を移しての開催!
すでにご承知だと思うが、”ブルーノ・マーズ”
主要な賞を総取りという結果になった…
本格的なグラミー総括は、本格的な音楽関係者に任せるとして
8011web.comでは、全くのハワイイ目線、個人的視点で
振り返ることにする

”REGIONAL ROOTS MUSIC”とは

今年のグラミー賞の主役は ”ブルーノ・マーズ” だ
そして、彼はハワイイ出身 触れないわけにはいかないが、後ほどにしておく 

まずは、ハワイイ・ミュージックが含まれるカテゴリー
「BEST REGIONAL ROOTS MUSIC ALBUM」
”REGIONAL ROOTS MUSIC”わかりにくいのですが
”アメリカの民族音楽”
”地域、地方に根ざした音楽”と言った感じでしょうかね

グラミー賞では2005年に『Best Hawaiian Music Album』
新たなカテゴリーとして加わったが
2012年の部門統廃合でハワイイ音楽は
ザイデコ・ケージャン音楽、ネイティブ・アメリカン音楽、ポルカなどを含めた
(ネイティブ・アメリカンの呼称にはいろいろな議論があるが…ここでは)
『BEST REGIONAL ROOTS MUSIC ALBUM』
ノミネートされるようになった経緯がある

第60回のノミネートについてはこちらも

今年は5組中、二組がハワイイ音楽だった

今年は5組のノミネート中、ハワイイアンミュージックから
”ジョシュ・タトフィ””ホオケナ”の二組が選ばれていた

josh tatofi

昨年は、”カラニ・ペア”
『BEST REGIONAL ROOTS MUSIC ALBUM』が出来てから
ハワイイ音楽として初めてファイナリストになり
ハワイイ音楽周辺は盛りあがった

二年連続でのハワイイ勢の受賞が期待されたが…

グラミー賞のマイナーなカテゴリーがどのように選考されるのかわからないが
”ジョシュ・タトフィ”は、かなり良いのではないかと思ったが
少し、ハワイイ感が足りなかったのかも知れない
R&B的なフィーリングがポピュラーに聞こえたのかも知れない

そういう意味では”ホオケナ”のハワイイらしい
トラディショナル・ハワイイアンはどうだったのだろう?

選考について何か語られるわけではないので想像するだけだが…
かつての誰にでもわかりやすい音楽が受賞しやすかった状況から
より、”REGIONAL ROOTS MUSIC”らしい音楽が選ばれる
そんな傾向になってきたようにも見える

ケイジャン・バンド”Lost Bayou Ramblers”が受賞

そして
ウイナーは
ルイジアナがホーム・タウンの
ケイジャン・トラディション・バンド
”Lost Bayou Ramblers”がアルバム『Kalenda』で受賞した

ハワイイ音楽好きには、とても共感できる音楽
ちょっと聴いてみてください!

”J Boog”は今年も…残念

さて
もう一つ気になるカテゴリーがあった
『BEST REGGAE ALBUM」

ここで、昨年に続いて
”J Boog”Wash House Ting』でノミネートされていた
ハワイイ生まれではないが
ハワイイアン・レゲエのカリスマとして知られている

ハワイイだけでなく
レゲエのメイン・ストリームで認知度充分の”J Boog”だが
残念ながら、今年もファイナリストにはなれなかったが
近いうちに栄冠をえるだろう

 

ハワイイが生んだスーパースター

最後になるが ハワイイが生んだ世界的スーパースターといえば
今は、”ブルーノ・マーズ”で間違いないだろう
2018年アメリカで、もっとも名前が知られているの旬のハワイイ出身者は
”ブルーノ・マーズ”
”マーカス・マリオタ”
”トゥア・タゴヴァイロア”
だろう

ブルーノ以外の二人は、NFLとカレッジのフットボール選手で活躍している
日本では知られていないが、アメリカではかなりの知名度だ

 
そして、グラミー賞の結果だが
”ブルーノ・マーズ”が主要の3部門
「最優秀アルバム賞」、「最優秀レコード賞」、「最優秀楽曲賞」を含めて
ノミネートされた全カテゴリーを制し6冠を獲った
圧勝だったわけだが… 強ければ批判もある
ラップ部門を全取りした”ケンドリック・ラマー”
最優秀アルバム賞ではないかの声も強い
アルバム全体をとおして政治色が強かったことが災いしたのか?
さらには、最多ノミネートだった
ベテラン”Jay-Z”が無冠に終わったというのも驚き!
こちらは、あまりにも私小説的な内容が評価されなかったのか?

リトル・エルビスが原点

ともあれ 今年は”ブルーノ・マーズ”だった
ホノルル生まれ「ルーズベルト高校」卒業
パパコレアのミュージシャンが 「俺の地元の後輩」と
言っていたのでパンチ・ボウル周辺の育ちかも知れない(未確認)
気のせい程度だが… メロディアスな甘い作品からは
ハワイイが臭う気がするときもあるが
やはり気のせいかな?
臭うよね…
今回の「24K Magic」は ノー天気な90年代サウンドのアルバム
彼自身が受賞スピーチで
「自身が十代のころの愉しさ、喜びを表現したかった」
と語っているように
愉しい音楽というコンセプトが受けたのかも知れない
多くの方は知っているだろうが ”ブルーノ・マーズ”
子供の頃からハワイイで ”エルビス・プレスリー”のものまねステージで話題に
おじさんが有名なエルビスのそっくりさんだった影響だ
15歳の時には ハワイで『マジック・オブ・ポリネシア』ショーの前座を務め
観光客を喜ばせていた それが、今の彼の原点

”ブルーノ・マーズ”の活躍はしばらく続きそうだな!
4月には日本に来るんだよね
女性受賞者が少なかったなど、様々な話題を残したグラミーでしたが面白かった
ざっと、ハワイイ目線のグラミーの感想でした

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