5月25日ハワイイ・コンベンション・センターに於いて開催の
49回『Nā Hōkū Hanohano Awards』
各賞ノミネート曲が発表され
すでに、HARAメンバーの投票も終わっている
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8011web.comではできる限り
各賞ノミネート曲、注目アルバムの紹介などをしていきたい
2回目の今回は
”Female Vocalist of the Year” 候補の曲を映像で
その名のとおり、「女性ヴォーカリスト大賞」
この賞は、不思議な傾向を見せているカテゴリー
1.最初からノミネートが少ない
今年は僅か9作品(Male Vocalist of the Yearは44作品)
2.ジャンルが多様化
今年の5作品はすべてが異なるジャンル
ハワイイに女性ミュージシャンの姿が少ないのか?
とくに、ソロ・アーティストのリリースがないのか
ナ・ホク・ハノハノ・アワードには興味がないのか
今年は純粋なトラディショナル系は候補に残らなかった
そんな状況での
ノミネートは下記の5作品
●Aja
“Pilina”
(スラック・キー・ギター)
●Anuhea
“Follow Me: Deluxe Hawaii Edition”
(ハワイイアン・レゲエ)
●Karlie G
“Have Fun”
(R&B系かな?SSW)
●Maggie Herron
“Ton of Trouble, A”
(ジャズ)
●Cindy Paulos
“Peace, Music, and Poems”
(宗教系)
皆さん、知らないミュージシャンが多いのでは…
ビッグ・ネームは“アヌヘア”ぐらい
私の予想は
実績と実力で“アヌヘア”が本命
若手で意欲的な”Karlie G”がダーク・ホース
まだ17歳で未完成だが、個人的には大注目
伝統的な部分が評価されれば”エイジャ”?
”Maggie Herron”は実力派のヴォーカリストだが、ジャズはどう評価されるか?
この賞には相応しいと思うが…
”Cindy Paulos”に至っては詩の朗読
9作品の中から選ばれたのだから
我々には分からない需要があるのだな…という印象
それでは映像をご紹介
Aja “Pilina”
Teveteve
とても凝ったMV
冒頭1分ほどのお芝居、楽しそうにやっている
お馴染みの曲、”Teveteve”を
コンテンポラリーなアレンジで良い感じ
あと一歩は、歌唱力か?
Anuhea “Follow Me: Deluxe Hawaii Edition”
“Like the Way it Feels”
1985年、マウイ島生まれ
ナレオのナラーニ・チョイの姪っ子
カメハメハ・スクール在学中からパフォーマンスをおこなう
2009年にデビューし、今ではハワイイを代表するアーティスト
ビーチガールのアヌヘアらしいPV
このビーチはCAらしいけれど…
子供が誕生した喜びを歌っている
素敵なお母さん!
Karlie G “Have Fun”
OH NA NA (original iPad GarageBand music)
ホノルル生まれの17歳
子供の時からウクレレを演奏し
数多くの、ウクレレ、作曲などコンテストで好成績をおさめ話題に
典型的なYouTubeミュージシャンでループ・アーティストとしても有名
ハワイイ、日本、世界と数多くのアーティストのカバー、オリジナル曲を
ウクレレ、キーボード、ルーパー、ヴォーカル、iPadでの演奏で披露している
映像も最初は、ウクレレとiPadのGarageBandで作ったオリジナル
そして、二つ目がCDに収められた同じ曲
Maggie Herron ”A Ton Of Trouble”
THERE IS LOVE
彼女のスモーキーヴォイスは素敵だ
昨年2017年のJazz Album of the Yearを獲得
今年は、同賞、さらにSingle of the Yearと多部門にノミネートされている
ミシガン州生まれで12人兄弟の9番目だそう
ハワイイに来てからは数十年、ハワイイを代表するジャズ・プレイヤー
現在、ルワース・ラウンジでベースのディーン・パタらと演奏している
Cindy Paulos “Peace, Music, and Poems”
彼女は牧師さんでマウイ島のKAOIというラジオステーションで
1989年から番組をやっているよう
過去に5枚のアルバムや本をリリースしている
バックにリラクシング・サウンドが流れ
穏やかな声でPeaceについてのポエムを朗読している
これが”Vocalist of the Year”なのかは良くわからないが
ハワイイではそう認知され強い支持を受けているようす
バックの演奏にはジョージ・カフモクJr、エリック・ギリアムなどが参加
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