
”Album of the Year”の5作品を映像とともにご紹介!
現在、HARAメンバーの投票がおこなわれていて
締め切りは6月17日となっています
僕は投票終了しました!
ナ・ホク・ハノハノ・アワードの主要なカテゴリーに
ノミネートされている作品を映像とともに紹介していきます
まず最初は“Album of the Year”です
2019年にハワイイでリリースされたアルバムで
最も支持されたアルバムはどれになるでしょうか
”Uncle S”の予想ですが
エイミー・ハナイアリイとジョシュ・タトフィの一騎打ちとみていますが…
21°N 158°W by Natalie Ai Kamauu |ナタリー・アイ・カマウウ
19年8月にリリースされた”ナタリー・アイ”のフルアルバム
15年の「LaLaLaLa」以来となる
”ハラウ・フラ・オラナ”のクム
オラナ&ハワード・アイを両親に持つフラとハワイイ音楽の申し子
1990年には”メリー・モナーク・フェスティバルで「ミス・アロハ・フラ」を獲得し
ナ・ホク・ハノハノ・アワードの盾は6個持っている
アルバム・タイトル「21N158W」は
生まれ育ったオアフ島のビーチを指す緯度経度だという
全11曲でオープニング曲”Kuu Lei Makamae”は
ハワイイアン・シングル・オブ・ザ・イヤーにもノミネート
ということもあり…この映像はM2の”Let Me Down”
ビートルズの”All You Needs To Love”もカバーし
多才な表現とゴージャスな空気が伝わるアルバム
最優秀女性ヴォーカルにもノミネートされている
Ka Lei Moana by Kupaoa|クパオア
”クパオア”は Lihau & Kellen Paikの夫婦デュオ
2009年デビューし
ナ・ホク・ハノハノ・アワードは6度受賞している
”Ka Lei Moana”は8枚目のアルバムで
16年の”Hookele”以来のソロ・アルバムとなる
12曲中7曲はオリジナルで構成され
ギター、ベース、二声のヴォーカルは
ハワイイ・ミュージックの原点を思い起こさせてくれる
ファミリーならではの暖かいハーモニーが絶品
今回は、技術部門も含め8部門でノミネートされてる
Kalawai‘anui by Amy Hānaiali`i |エイミー・ハナイアリイ
ご存じ!エイミー・ハナイアリイ
グラミー賞ノミネート6回
ナ・ホク・ハノハノ・アワード18回受賞の実績を持つ
エイミーがリリースした
2015年”Chardonnay”以来のフルアルバム
グラミー賞にもノミネートされ、2019年を代表するアルバムとなった
オリからはじまり、”Mauna kea Ku’u Iwi Hilo”へと続く始まりは
マウナ・ケアへの想いを告げる序章となっている
個人的感想だが、M3.からが、アルバム最初の構想でなかったのかな…と思う
M10.の”Ku’u Nui Aloha”が人気
Josh Tatoffi とデュエットしている
1981年 ” エンドレス・ラブ”の主題歌
ライオネル·リッチー&ダイアナ·ロス をハワイイ語で再現
アルバム毎にしっかりコンセプトを主張するエイミー
今回はハワイイに対する愛を歌い上げている
ナ・ホク・ハノハノ・アワードの主催団体「HARA」の新会長に就任し
先日、最高の音楽パートナーだった”ウイリー・K”を失った今年は
この賞に特別な想いがあるのではないだろうか
Lovely Sunrise by Nā Wai ‘Eha |ナー・ヴァイ・エハ
マウイ島の二組の兄弟で編成された4人組グループ
2019年のナ・ホク・ハノハノ・アワードでは10部門にノミネートされ
旋風を巻き起こすかと思われたが
厚い壁に阻まれ、新人賞の受賞のみにとどまった
しかし、今年もセカンドアルバムが評価され多部門でノミネートされている
”マウイ・ローカルの正統派トラディショナル継承4人組”は
その、ハーモニー、演奏、選曲すべてが清々しい
そのグループ名のごとく、”マウイの聖なる水”そのものだ
この賞には、強豪が多く苦しい戦いになるだろうが
今年も、注目すべきグループだ
グループについては、去年書いた記事を!
Ua Kui A Lawa by Josh Tatofi |ジョシュ・タトフィ
今年の本命はジョシュ・タトフィと予想
この賞では、エイミーとの一騎打ちと思われる
3枚目のソロ・アルバム(2011年にハワイイアン・レゲエ・アルバムをリリース)
”Ua Kui A Lawa”は、”Pua Kiele”以来3年振りで
19年12月という、ナ・ホク・ハノハノ・アワードの締め切りギリギリに出してきた
マイナーな暗い、不気味ともいえる入りから転調していくオープニングは
これは、ジョシュのアルバムだと思わせてくれる
先行シングルとして、”Melia”、お馴染みの名曲”Sweet Memory”は
アルバムリリース前から話題となっていた
”I’ll Never Love This Way Again”はディオンヌ・ワーウィックのカバー
そして、マウナケアをテーマにした”For the Lāhui”と
抜かりのないアルバム
新しい、フラソングとなる曲が多数