日曜日は渋谷で開催されたTOKYO GUITAR SHOW 2013に
その話しはUP済み
この場所が246と旧山手通りの交差点だったので
帰りは代官山蔦屋かと思ったのだが
思い直して、駅を挟んで反対側のファイヤー・ストリートへ
15分以上歩くが
目的地は”ココアイル・ミュージック・マーケット”
中村かづきくんに会いに行くことにした
ハワイイもののレコード探すなら”ココアイル・ミュージック・マーケット”!
僕は思いの外渋谷の地理に明るい
高校の三年間山手線から東横線経由で高校に通っていたので
遊び場は学校があった地元か渋谷、自由が丘だった
センター街がこんなになる前…
放課後、通りの中央左手にあった
カレースタンド“キューピー”にたまっていた
なぜ、カレースタンドにたまっていたのか?
思い出せないが…
居心地が良く、店の人が優しかったのだと思う
センター街を歩く可愛い女子を見つけたら
すぐ外に出て行きやすいなど好条件だったような気もする
なので…
いい年してもセンター街に臆することがない
そんな話しはどうでも良い
レコードが盛り上がりを見せている
数年前まではレコードなんてマニアかDJのためのモノだったが
最近はレコード人気が上がりつつある
新譜でもCDとレコード両方が発売されることが増えている
日本のマニア向けかと思っていたが
アメリカでも同様でハワイにも広がりつつある
レコードプレイヤー、レコード針の売れ行きも悪くないと聞く
昔の名盤、貴重盤がCD化され手に入る時代にわざわざレコードを聴く
モノ好きが増えているのだ
ハワイイのレコード事情
レコードのなにが楽しいのかの前に
ちょっと知識を仕入れておく
日本でCDプレイヤーが発売されたのは1982年
85年にレンタルCDが認可され、CDは急成長を遂げる
そして、86年にCDがシェア50%を越えレコードは消えていく
ハワイイでも同じで50年代から80年代にかけて
”HULA RECORDS” “WAIKIKI RECORDS” “PANINI RECORDS”など
小さなレコード・レーベルが乱立し驚くほどのレコードが売れていた
その数はジャマイカに次いで世界二位だったとも言われている
だから、ハワイイのレコードは物置にたくさんしまわれているはずなのだ
そんなハワイイアンのレコードに会えるのが
”ココアイル・ミュージック・マーケット”
”ココアイル・ミュージック・マーケット”について
中古レコード店は数多くあるが
ハワイイアンのレコードとハワイイアン・レゲエモノの在庫では
リアル店舗+都内近郊においてナンバーワンだろう
専門はジャマイカン・ミュージックの店
オーナーの中村かづきくんは
初めて奥さんとハワイイに行きハワイイアン・レゲエにはまり
ハワイイアンのレコードとハワイイアン・レゲエモノを置くようになった
店の目玉にとCDを集めているうちに
トラディショナル、スラック・キー・ギター、アイランド・メロウなどの
ヴィンテージ・ハワイイアン・レコードにはまっていったという
現在、店頭に出ているハワイイアン・レコードの在庫は400〜500枚
同数のストックがあるという
ハワイイアン・レゲエにはめっぽう強く、ラジオDJ、クラブDJもこなし
毎年、発売されているハワイイアン・レゲエ・コンピCDのセレクターでもある
ハワイイ音楽の魅力
ジャマイカとは違う緩さとメロディーラインの美しさに惹かれ
この音のルーツは何かを探しているうちにハワイイミュージックにはまったという
「この美しいメロディーを多くの人に知ってもらいたい」という
お客さんはレゲエ好きの若者が主だが
10代から80代までと年齢層は広い
(ハワイイアンは高齢者)
中村君に逢いにいって、掘ってみたら
話し好きの中村くんと会話をするのは楽しい
誰にでも笑顔で話しかけてくれる
興が乗ると早口で止まらなくなる
知識も豊富だ
渋谷にレコードを堀に行ってはどうだろうか
「掘る」はDJ達が使い始めたレコードを探すといった言葉?
英語でも”Dig”なので単純に日本語化したのだろう
”ココアイル・ミュージック・マーケット”は
渋谷でファイヤー通りと呼ばれる消防署の近くのビル4Fにひっそりある
最近、雑誌「Hanako」のハワイイ特集で紹介され
若い女性が来店してくれることを楽しみにしていたらしいが
「Hanako」を見てきたお客さんはおじさんばかりだったらしい
女性の方達行ってみてください
中村くんの笑顔は良いですよ
僕も今回、5枚のレコードを掘り当てました!
ココアイル・ミュージック・マーケット
(Coco-Isle Music Market)
渋谷区神南1-3-2 不二ビル4F
Tel&Fax 03-3770-1909
Open:12:00〜21:00
火曜日定休