雨の本郷菊坂でお宝デニム!60年リーバイスを売っているズボン堂

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2013/5/12 UncleS Blog
雨の本郷菊坂でお宝デニム!60年リーバイスを売っているズボン堂
Levis 503B XX

Levis 503B XX

 

雨がふる土曜日の朝!
頭の中で朝からユーミン「雨のステイション(1975)」と
三善英史「雨(1972)」が交互にリフレイン

[youtube]http://youtu.be/laICxjgm26o[/youtube]

「雨のステイション」は6月の歌で、『雨」は土曜の昼下がりの歌
時系列としては少しずれているが、タイミングはそんなに悪くない
そしてどちらも雨の中、街角にたたずんで待つが、思う人には出会えない

[youtube]http://youtu.be/kuMg7j0ghCY[/youtube]

暖かいし、雨も強くないので傘を差しての散歩としゃれ込んだ
向かうのは本郷菊坂方面
我が家から行って帰って60分コース

このあたりは古いお店が残っていて
明治20年創業の「石井いり豆店」は豆菓子専門店
ここで、”そら豆砂糖まぶし”と”お好み揚げ”を購入

石井いり豆店 創業明治20年

石井いり豆店 創業明治20年

 

Ishi

石井いり豆店 そら豆砂糖まぶし&お好み揚げ

菊坂下は二股になっていていつも広い道を行くのだが
今日は細い道へ
この決断がその後、奇跡を呼ぶのだが,まだ知るよしもないww

坂を上りはじめるとすぐに白壁の倉が見える
そこでは他人の家の前に車を止めていた男性がパトカーの警察官に怒られていたが
ま〜しょうがないな…

この倉は万延元年創業(1860年)の伊勢屋質店の倉で(昭和57年廃業)
貧しい生活を送っていた小説家「樋口一葉」が通い詰めていたことで有名らしい

樋口一葉ゆかりの伊勢屋質店

樋口一葉ゆかりの伊勢屋質店

そしてそのはす向かいにある看板に気づいてしまった
「ズボン堂」何というネーミング

菊坂にあるズボン堂

菊坂にあるズボン堂ショーウインドウを見ると

懐かしの “FARAH” や古い”リーバイス”のポップと
ファーラーのフレアー・パンツがディスプレイされている

タイムスリップ感に襲われながら店内に吸い込まれる

ズボンがところせましと積まれている

そのほとんどがデッドストックもの
リーバイス、リー、ファーラーに
70年代のメンズショップに会った
名もなきコットンパンツなど

オーナーのオヤジさん堀江さんに話を聞くと
60年前からお父さんがこの場所でリーバイスを売っていたそう
ファーラーも現行ものではなく
(2007年にイギリスに移りやっているらしい)
80年代に入って流行が終わり日本から姿を
消すときに全て仕入れたモノらしい

 

在庫は4000本!
リーバイスなどのジーンズは、ほとんどが日本リーバイスのデッドモノ
現行の復刻も扱っているが「どうもね…昔のモノにはかなわないな」と教えてくれた
店に出ているのは一部で倉庫にお宝はあるらしい

そこでUncleが見つけたのは、リーバイス503BXXのジャパンモノ
1990年から2005年までリーバイスジャパンが売っていたモデルだが
この紙パッチ、ドーナツボタンは1992年までのモノらしい

 

ズボン堂店内

ズボン堂店内

堀江さんは基本デッドストックか新品しか売らないらしいのだが
これは、リペアー見本に古いモノを直し隅にかくして置いておいたモノ
見つけてしまったのです
サイズもピッタリ

「売り物じゃないけれど」と言いながら
とてもリーズナブルな値段を提示してくれた
これは運命と思い、即購入!

夏にぴったりの色落ちと上品なリペアーで
叔父さんにも似合うはず
堀江さんありがとうございました

ズボン堂店内

ズボン堂店内

偶然だが、ズボン堂は昨日発売の「POPEYE」に載ったという
僕は買っていたのだがまだ目を通していなかった
ちょっと混んでしまうかもしれない…

お宝デッドストック お値段は堀江さんと相談

お宝デッドストック
お値段は堀江さんと相談

堀江さんは
「こんでも困るし,全国から来られても…そんな店でもないし…」
と言いながら少しうれしそうに掲載誌を見せてくれた
素敵なオヤジさんだ

ユーミンも三善英史も待ち人に会えなかったが
僕は503BXXに出会えた

 

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