「アーニー・クルーズ Jr. スペシャルゲスト・デフ・テック」が
7月9日、10日に丸の内”コットンクラブ”でおこなわれた
他の媒体にもレポートを書いたので
ここでは、2ヶ月遅れてのアップとなることご容赦ください
我が家ではCDプレイヤーの開閉部が壊れ盤の出し入れが出来なくなった…
最近のCDプレイヤーは、強制開閉が出来ない
昔のように、ピンを穴に差し込めば開くシステムがないらしい
そんな、愚痴をこぼしつつ…
愚痴の一つもでやしない、素晴らしいライヴでしたよ
アーニー・クルーズJr.
スペシャルゲストの「デフ・テック」が
新譜『Howzit!?』をハワイイでレコーディングをおこなったが
その時、デフ・テックの”マイクロ”が憧れの人だったという
アーニー・クルーズ Jr.がレコーディングに参加
新譜発売に合わせて実現したライヴで
ブルーノート東京などではデフ・テックがホストで
アーニーと同じくレコーディングに参加したブルース・シマブクロがゲスト
そんなライヴもおこなわれました
父は、アーニー・クルーズ・シニア、弟がジョン・クルーズ、ガイ・クルーズという音楽一家
その長男であるアーニーは、ハワイでジャック・ジョンソンら
多くのミュージシャンからリスペクトされている
そのことが、納得できるステージ
友人にこのライヴを薦めていたが、皆、感動してくれた
これこそ、ハワイアン・ソウルの体現といった音楽で
緩やかな気持ちよさに、愛や、悲しみ、哀愁、幸せがスパイスとして振りかけられ
ステージにハワイの風景が浮かび上がってきた
三人編成でアーニーのヴォーカル、ギター
もう一本アコ-スティック・ギター、カホンのシンプルさ。
コーラスも入らずアーニーの枯れた、ハイトーンの声だけが聞こえてくる
数曲、踊られたフラは、アーニーのフィアンセだそうだ
あえて言えば、技術的には上手なフラとはいえなかったが、素敵なフラだった
フラと音楽がシンクロする、ミュージシャンとダンサーの心が通い合う
愛のある音とフラ、本当の意味でのフラがあった
日本で、その様なフラを見ることが希なので、心に響いた
ライヴは、故デニス・カマカヒの ”ナ・アリイ・プオラニ” からスタート
01年リリースのアルバム「ポートレイツ」からは”ハナ・コールズ”、”カ・マカニ”を演奏
フラを交えて名曲”ウラパラクア”と続いていく
そして、「デフ・テック」も登場し
マイクロが大好きだという”I Hear Music”など2曲をセッション
年齢は離れているが、大ファンだったという「デフ・テック」の
アーニーに対するリスペクトが感じられる、最高のグルーブが生み出された
そして、カウアウ・クレイター・ボーイズ時代の”オピヒ・マン”
梅雨に合わせて、62年の大ヒット曲「カスケーズ」の”悲しき雨音など”、ハナホー含め15曲
丸の内のステージにハワイの風が吹いた至福の時間だった
良い音楽に触れられると本当に幸せになれる
アーニーに感謝の夜でした
次は、ジョンと一緒に来て欲しい
写真提供/COTTON CLUB
撮影/Y. Yoneda
コメント