
新型コロナウィルスの影響によって
2020年のナ・ホク・ハノハノ・アワード授賞式が
9月に延期となった
第43回ナ・ホク・ハノハノ・アワードについて
ハワイイ音楽界最大のイベント
ナ・ホク・ハノハノ・アワード授賞式は5月23日に
ハワイ・コンベンションセンターでおこなわれる予定だったが
アワード主催者の
”Hawaii Academy of Recording Arts”(HARA)より
(会長はエイミー・ハナイアリイ)
5月23日の授賞式を延期し
9月10日に同場所でおこなうと発表があった
もちろん、新型コロナウィルスの影響
Nā Hōkū Hanohano Awards | ナ・ホク・ハノハノ・アワードとは
Nā Hōkū Hanohano の意味は”素晴らしい星々”特別な星達”
その名のとおり、その年に最も輝いた
ハワイイ・ミュージック・シーンのスター達に贈られる賞が
「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」だ
ハワイイのグラミー賞ともいわれ、毎年5月頃に授賞式がおこなわれている
2020年は36カテゴリーを500人超のHARAメンバー投票で決定する
(一部、技術カテゴリー、ハワイイ語カテゴリーは専門チームが選定
さらに、インターナショナル・カテゴリーの選定は非公開)
前年にハワイイで制作、発売された作品が対象で
フィジカル、データ配信は問わない
Nā Hōkū Hanohano Awardsの選考方法
1. 年明けとともに、各カテゴリーへのノミネート応募が開始される
制作者はHARAに参加申し込みをおこなう
2. ノミネート作品が集まるとHARA会員による第一次投票で
最終投票に残こる各カテゴリー5作品(人・グループ)を決定する
3. HARA会員による最終投票がおこなわれ、各カテゴリー一作品が決定
* 今年は授賞式が9月10日になったため
5月27日より最終投票が始まる(最終投票日は未通知)
現在は、各最終候補者からメンバーに当てて資料と
オンラインで作品を聴く方法が頻繁に送られてくる
数年前までは、フィジカルのCDが日本まで送られてきたが
徐々に少なくなり、今年はいままでに2枚が送られてきただけ
Nā Hōkū Hanohano Awardsの歴史
その歴史は1978年に始まる
当時、世界で唯一のハワイイ・ミュージック専門ラジオ局だった
”KCCN-AMラジオ”
その、DJ、プログラムディレクターであった”Krash Kealoha”は
ハワイイ・ミュージックがメインランドのアワード・プログラムで
長い間無視されていたこと
さらには、この時期、トラディショナルなハワイイ音楽が
暗黒期を向かえていたことに危機感を覚えていた
ハワイイ音楽復興のためのプログラムとして
『Nā Hōkū Hanohano Awards』を企画した
”KCCN-AMラジオ”の
人気DJ”Kimo Kaho’āno”、”Jacqueline“ Skylark” Rossetti”を含む
KealohaのオリジナルDJチームに協力を求め
1978年『Nā Hōkū Hanohano Awards』はスタートした
当時、ハワイイのミュージシャンの間には
組織化されたアカデミーが存在していなかったが
”Hawaii Academy of Recording Arts”(HARA)を起ち上げ協力した
1982年までにNā Hōkū Hanohano Awardsは
レコーディングの専門家が管理する業界表彰式に発展し
その運営は、”KCCN-AM”からHARA に移行され現在に至っている
HARAはグラミー賞を生み出した
全米レコーディング芸術科学アカデミーをお手本にデザインされた組織で
現在の会長はエイミー・ハナイアリイ
13人のボードと500人超のメンバーで構成されている
ハワイイ音楽に関わっている日本人も会員になり投票権を持てる
ちなみに管理人”UNCLE S”も会員の末席に名を連ねている
第43回ナ・ホク・ハノハノ・アワード授賞式日程
第43回ナ・ホク・ハノハノ・アワード・ショー
【日時】9月10日(木)
【会場】ハワイ・コンベンションセンター
https://jp.hawaiiconvention.com/
ハワイイの新型コロナウィルスの状況によって変更もありうる