■LIVE レビュー 素晴らしい! Na Leo | ナ・レオ は進化し続けている

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8月23日にビルボード・ライブ・東京で行われた
“ナレオ|Na Leo”のライヴ
楽しくて、美しくて最高のステージだった

これも遅くなりゴメンなさい…

 

高校の同級生

デビュー30周年を迎えようとするこのグループ
カメハメハ高校の同級生三人組だ
ラジオのコンテスト「Brown Bags To Studium」で優勝し
1984年にデビューアルバム “LOCAL BOYS”をリリースする幸運に恵まれる

これがヒットした
女子高生三人組はハワイイでも珍しく話題になったのだ

 

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グループ名は 「ナ・レオ・ピリメハナ」
メンバーはナラニ・チョイ、アンジェラ・モラレス、レフア・ハイネ

名前はいつの間にかピリメハナがなくなり
ナ・レオとなっていったが
メンバーは替わっていない

女子高生だったメンバーも今や皆お母さん

1984年に事実上のデビューをしたが
三人は地元やメインランドの大学などにいき
本格的に音楽活動を三人で始めたのは
1993年になってから

 

ナ・ホクを20以上も獲得!

 

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この年にリリースした
”Na Leo Pilimehana”からはお馴染みの名曲
「North Shore Serenade」が大ヒットした

3rdアルバム”Flying with Angels”で
ナ・ホク・ハノハノ・アウォードを初受賞
その後20以上の受賞歴を誇っている

今やハワイイを代表する女性アーティストで
コンテンポラリー・ハワイイアンの代表グループだ

今年の二月にはアルバム“Romantic Waikiki“
リリースしたがこれの出来もすこぶる良い!

 

進化するステージ

ここ数年定期的にダンサーとしてアリアナ・セイユをつれて毎年来日している
毎年楽しませてもらっていたが
昨年からライヴが見違えるほどよくなってきた

推測だが、レコーディング、ライヴに
元ハワイアンスタイル・バンドのブライアン・ケスラーや
ギタリストのショーン・ピメンテルが加わったことが大きいのではないかと思う

以前は素朴に3人でやっていて
それも悪くなかったが
今は五人のバンドをバックにステージを構成している

その中でもウッドベースやウクレレをフィーチャーしてナ・レオらしさを失わず
素晴らしいハーモニーを聞かせてくれる

まったく技巧を感じさせずに複雑なコーラスをさらりとこなす
これがたまらなく格好良い

今回は新しいアルバムの曲を中心に聞かせてくれたが
デビュー曲の”ローカルボーイズ”
ヒット曲”North Shore Serenade”、”I Miss You My Hawaii”
新しくアレンジしたエルヴィスの名曲“好きにならずにいられない”など
17曲を披露してくれた
あらためて、ヒット曲が多いグループだと再認識

 

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そしてアリアナとカマカ・クコナのフラも素晴らしかった
アリアナは若い頃からナ・レオのステージで踊っていたという
オネーサン達に見守られて伸び伸び踊るアリアナは一段と美しかった

この日は1stステージでTV中継が入っていたらしく構成もしっかりしていた
さらには、その収録が終わった2ndステージだったので肩の力も抜けていたようで
ハワイイらしいゆるさもありお得なステージだった

 

デビュー30年を迎える

来年はデビュー30周年を迎えるが、まだまだ進化中を続けている
次回はハワイイで聞きたい!

ところで”Na Leo Pilimehana”とはハワイイ語で
“Voices blending together in warmth”
「暖かいハーモニー」などと訳せば良いのだろうか

まさにグループ名通りの三人だ

 

LIVE写真 提供:ビルボード・ライブ・東京

 

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