レイ・カーネに続き
スラック・キー・ギターの名盤
サニー・チリングワースの
『エンドレスリー~ハワイ、こころの歌~』 が
リ・マスター盤でリリースされた
”ハワイアン・スラック・キー・ギター・マスターズ・シリーズ16”
『エンドレスリー ~ハワイ、こころの歌~』
様々な形容の仕方があるが
僕はスラック・キー・ギターには5人の偉大な先人がいると思っている
”ギャビー・パヒヌイ” ”レイ・カーネ” ”レオナード・クワン” ”アッタ・アイザック”
そして、本作の ”サニー・チリングワース”
1964年”Waimea Cowboy”でデビュー
そのイメージでパニオロ(カウボーイ)・ソングの代名詞のように言われ
彼のスタイルは「パニオロ・スタイル」と呼ばれるようになる
しかし、彼自身はホノルル生まれでパニオロとは無縁に育ったようだ
父方がポルトガル系なので、ラテン系の歌を演奏することも多かったため
このイメージは浸透していった
ギャビー・パヒヌイと無二の親友で
ギャビー・パヒヌイ・バンドのバンマス的存在でもあった
このアルバムは1999年
サニーの死後にダンシング・キャット・レーベルからリリースされている
もちろん、プロデューサーはジョージ・ウインストン
こちらのアルバムもレイ・カーネの作品同様、全15曲中、9曲がヴォーカル入り
サニーの渋く、甘いバリトンはスラック・キー・ギター同様に定評がある
スラック・キー・ギターのアルバム以上の内容と価値を持つ作品に仕上がっていて
この辺りは、ジョージ・ウインストンの指向が良くわかる
このアルバムの聴きどころは、インストの
M1. Slack Key #1
M2. Slack Key #2
ではないかと思っている
スラック・キー・ギターを代表するオリジナルソングを
リ・マスターCDで聴いてみたい
昨日、紹介したレイ・カーネ同様
聴いておかなければいけない作品といえる
1. スラック・キー#1
2. アロハ・ハレ・オ・ホオポノポノ
3. オル・オ・プウラニ
4. フラ・ブルース
5. ナ・プア・カ・イリマ
6. カナナカ
7. スラック・キー#2(マヒナズ・トロット)
8. イミ・アウ・イア・オエ(キングズ・セレナーデ)
9. エンドレスリー
10. モアナ・チャイムズ / パアハナ
11. イポ・レイ・マヌ
12. ケイキ・スラック・キー
13. ヒロ・ハナカヒ
14. マイ・ポイナ・オエ・イアウ(忘れないで)
15. リロアズ・メレ(孫のための子守歌)
CD (2015/6/24)
レーベル: リスペクトレコード
収録時間: 65 分
ASIN: B00VW7PQ5O
コメント