ハワイイ音楽、その音が私たちに語りかけるもの

Kimo Henderson Hale
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ハワイイ音楽、ハワイイ情報を中心に
管理人”Uncle S” の身の回りで起きたことなど発信していきます
更新頻度を増やすべく模索中…
ご期待ください

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まずは、ハワイイ音楽を改めて自身が勉強し、これまで知ったことを再確
認する作業として、想いつくままに独り言

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あらたに書き始めるハワイイ音楽に関する独り言の序章

1976年、アメリカは建国200年を迎えた。
華やかさの中にいる彼らとは無関係な立場で 僕はグレイハウンドに乗りアメリカを横断していた。
約一ヶ月間、英語はほとんど話せない。 初めての海外旅行だった。
サンフランシスコからロサンゼルスへ向かい、そこから”ルート66″をひたすら東へ走った。

ニューヨークに着くころにはクタクタだった。
どういう経緯か忘れたが日本への便はニューヨーク発でハワイイ経由。
ホノルルで二泊することになっていた。

国内線でホノルル空港に降り立った。 
タラップを降りると湿った、花の香の風が鼻腔に飛び込んできた。 

当時のホノルル空港は、まだローカル空港だった。
その後100回近く通うことになるハワイイとの最初。
なんだかホッとしたことを今も覚えている 

本格的にハワイイ音楽と出会うのは、もう少し後のことになるが…

音楽とともに流れる時間

ハワイイ音楽について書く。 
ハワイイ音楽には時間が刻まれている。 
波の音を聞くように時間がゆっくりと流れていく。 
スラック・キー・ギターの柔らかな響きは潮騒に重なる。 
ウクレレの軽やかな音は風に乗る。 
そこに歌声が重なりどこまでも広がっていく。

ただ「のんびり」とか「癒し」というだけではない。
音楽の奥に、深い歴史と文化が潜んでいる。 
だからこそ、耳を傾ける価値がある。

古代の音と言葉

Hula
Hula Kahiko

ハワイイ音楽のルーツは古い。 
西暦300年から750年ごろ、ポリネシアの人々がマルケサス諸島からこの島へやってきた。
彼らは文字を持たなかった。 だから言葉を使った。 
神を讃え、歴史を語り、土地の美しさを語った。 
それが彼らの音楽だった。

その語りに合わせてリズムが生まれた。
楽器は木、石、骨などで作られ、自然そのものの音がした。
言葉を身体で表現し、より意味をわかりやすくするためにフラが生まれた。
ハワイイの音楽は、生活と自然が交差する場所にあった。

西洋との出会い

1778年、キャプテン・クックがハワイイを発見する。 
そこから島々のすべてが変わり始める。

ハワイイには、次々と西洋のものが入り込んだ。 
音楽では、ヴァイオリン、ギター、オルガン、賛美歌。 
西洋音楽は島に広がり、ハワイイの人々はそれを受け入れた。

1830年ごろ、メキシコからカウボーイ(パニオロ)がやってくる。 
彼らが持ち込んだギターが、スラック・キー・ギターの誕生につながる。 
弦を緩めてオープンコードを独自のスタイルで作り出す。 

外界と穏やかに交わっていく独自のスタイル、それがハワイイの新しい音楽だった。
(スラック・キー・ギターについてはいろいろ書かなければいけない)

Keola Beamer
Keola Beamer

ハワイイ王国の音楽

1810年、カメハメハ1世がハワイイ諸島を統一し、ハワイイ王国を建国した。 
王国は約80年続くが、その後半ハワイイアン・ミュージックは輝きを増す。
ハワイイにやってきた西欧人から、才能ある音楽家が現れ、作曲を始める。 
王族たちも、イギリスなどにわたり西洋文化を学び始めた。 
とりわけ、西洋音楽には熱心で何人もの王族が才能を開花させた。

1880年代、ウクレレが島の音楽の中心に登場する。 
ポルトガル移民が持ち込んだブラギーニャがその原型だ。 

ハワイイの音楽は次々と新しいものを吸収しながら、独自のスタイルを確立していく。

音楽の復興と未来

20世紀になると、ハワイイ音楽は島を越え、世界へ広がる。 
ラジオやレコードが音を運んだ。 
しかし観光地化が進み、若者はメインランドに憧れ、 独自の文化は消え、アメリカナイズされ
ハワイイの伝統音楽は次第に消えていく。

それを救ったのは、1970年代のハワイイアン・ルネサンスだった。
ギャビー・パヒヌイが奏でるスラック・キー・ギターとサウンド。 
その音が注目され、若いアーティストたちが新しい時代のハワイイ音楽を作り始めた。

Gabby Pahinui
Gabby Pahinui


 
メインランドに向いていたベクトルが、自分たちの土地に向きはじめた。 
ライ・クーダーがギャビーの音楽に惚れ込み、世界に発信したことでその勢いは加速した。
(このあたりについては書くことが多くありそうだ)

その後、紆余曲折を経て、現在のハワイイ音楽は多様だ。 
トラディショナル、レゲエ、ヒップホップ、ポップス、ジャズなどなど。 
それぞれが島の自然と文化を背景に持つ音になっている。

何度も書くが、多様性はハワイイそのものだ。
ハワイイ音楽はただ聴くだけでは足りない。 
そこにある背景を知り、感じること。 それがこの音楽の真髄だ。 

ウクレレやスラック・キー・ギターの響きの中に、波の音や風の香りがある。 
それを感じたとき、僕たちはハワイイにいる。 
実際にそこにいなくても、音楽が連れていってくれる。 
その瞬間が、ハワイイの物語の始まりなのだ。

僕のハワイイ音楽独り言はここから始まる。
ときには、全くハワイイとは関係ない話をつぶやくこともあると思うが
サボらずに続けていこうと…今は決心している

次回に続く

Kimo Henderson Hale

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